ネイガウスの本より遥かに優れているピアノ演奏法の本

はい、業界ではかなり知られた本だと思います。

ライマー&ギーゼキング著「現代ピアノ演奏法」

ですが・・・これは絶版状態です。

私は学生時代にネイガウスとこのライマー=ギーゼキングの本をソルフェージュの先生(呉暁先生)から夏休みの宿題として「図書館で借りずに必ず本を買って読んだ感想文を提出のこと」という宿題でした。

なんだよ面倒臭えなあ・・・と思って仕方なく買って夏休みに読んだ記憶があります。

なんでまた買うんだよ(汗)両方で4000円もすんじゃねえかよ(汗)

という記憶があります。

ですが・・・この時なぜ呉暁先生がわざわざ買えと行ったのかは・・・今になってわかりました。

それだけ両方とも現代では大変貴重な本です。

ついでに呉暁先生の本も今は業界では大変活躍していてなくてはならないテキストです。

おそらく呉暁先生のテキストもこれからずっと何世紀にわたってミリオンセラーとして売られていくと思います。

そういう意味では私は武蔵野音楽大学に行ってよかったなと今では思っています。

呉暁先生とJanos Cegledyに就けたことは本当にラッキーでした。

音大を選ぶ時はもちろんネームバリューも大事だとは思うのですが・・・

どういう先生がいるか、どういう先生のレッスン、授業なのかも大事だとは思いますよ。

もちろん大学のレベルが高ければまあ、みんな頑張っているので切磋琢磨できるし、確かに卒業後の経歴において武器になることは事実なのですが・・・。

さて・・・・本題に戻りますが・・・(笑)

ネイガウスの本は悪くはないのですが・・・まあ正直言って・・・

内容的にはあまりにもまとまりがない本でよくありません(汗)。

なんていうか・・・行き当たりばったりな書き方をしていて、煩雑な内容なんです(笑)

まあその辺りがロシア人らしいWWWWW.

今回の戦争も行き当たりばったりで軍もまとまりがない。

だから小国ウクライナに苦戦しっぱなしなんですよ(笑)。

大国ロシアも落ち目です(笑)

それは良いのですが・・・とにかくネイガウスの本はあまり正直お勧めはできません。

ただまあ・・・ロシアンピアニズムとはなんなのか?という疑問には答えてくれると思います。

すなわち・・・

ロシアンピアニズムの教育はそれほど他のヨーロッパの教育と大差ない。

・・・ということです。勘違いしている人が多いのですが・・・。

それがこのライマー=ギーゼキングの「現代ピアノ演奏法」を読むとよくわかります。

内容はとても良い内容でまとまりがあり、わかりやすい。

そして・・・ライマーもギーゼキングもテクニックは重量(重力)奏法者だったということです。・・・というか・・・

重量奏法は別に特別な奏法じゃないです、ヨーロッパでは。

まあその辺り、前回もお知らせしたように、事細かく日本風一部のロシアピアニズムの不思議でカルトな正体も合わせて書く予定です。

なぜ日本でロシアンとかが持てはやされるのか?・・・どこかおかしいんじゃないのか?・・・というあたりをです。

ところでこのライマー=ギーゼキングの本ですが・・・まあ古本では結構手に入ります。

メルカリ

日本の古本屋

アマゾン

ヤフオク

この辺りでお買い求め下さい。

メルカリはお得です!送料無料ですから。

はっきり言って・・・ネイガウスの本は斜め読みしたら売っちゃっていいと思いますよ(笑)

そのまま定価でヤフオクにでも出せばロシアン信者が買ってくれます(笑)

でもライマー=ギーゼキングの本は手元に残した方が良いです。

なお、英語版なら手に入るのですが・・・それはちょっとね(汗)