重量奏法、 重力奏法、ロシア奏法、ロシアンメトード、脱力奏法、ネイガウス奏法、レシェティツキー奏法・・・
あ、すみません(汗)重量奏法って言葉・・・、私しか使っていません(汗)
でもこれは私が名付けたんじゃなくて、海外で”weight playing”っていう言葉があったので、私が直訳しただけです(汗)。
ただ結局どれを取っても同じ似たような奏法だと思いますよ。
今いろんな外国のyoutubeや、日本語翻訳の奏法の本とか色々読んでいますが・・・
レシェティツキーが書いた本もあったらしく、今古本屋からの到着を待ってるところです。
どれも根本は同じことを言っているような・・・
あ・・・ただしどこぞのオカルト奏法は全く別物ですが(?)。
あれは、はたして今世紀の大発明奏法なのか?それとも・・・笑笑笑。
独自に開発した(?)日本人による奏法ならそれはそれで、大石蔵之介メソッドとか、丸美屋麻婆豆腐奏法とかって名前で出した方がいいと思う。その方が誤解を招かない。
それを一括して『◯◯ア奏法(当てはまる、コリアとかの名前を入れましょう)』というからおかしなことになるし、もっとまずいのは。それなりにネームバリューがある所が誤った奏法を広めると、ハイフィンガー奏法並みに、間違った奏法を日本に広めかねない。
あんまり言いたかないけど、この間のショパコンで出ていたモ◯◯◯(モンゴルです)の日本人だってありゃ・・・ハイフィンガーが混じっていた(笑)。
元祖モスクワのロシアンピアニズムというものはそもそも、奏法を言っているのではなく、もっと奥深い音楽理論や音楽哲学的な考えを言っているようですね。
どこにも奏法に関しては微塵も言っていない。
そりゃそうです。そもそもピアノを弾くという動作はやっぱり背景に音楽がないと人を説得できない。
やたら美しい音色を出したからといって、それだけで人を満足させることはできない。
・・・大事なのは音色ではなく、音楽哲学だ!音色は奴隷に過ぎない。・・・
・・・これはネイガウスの言葉です。私の言葉じゃないですよ(汗)。
そんなキザな言葉、レッスンでも・・・・あたしゃ言えません(汗)。
ネイガウスって人はすごい人だったと思いますよ。単純に「そこはこう弾いて」という形ではなく、とことん生徒と一緒に音楽哲学を詰めていく。
それ自体はすごいことです。
どちらにしても、今後ロシアンピアニズムとはなんなのか?そして巷で騒がれている『ロシア奏法」とはいったいなんなのか?
そもそもピアノ奏法って何がいいの?何がポイントなの?
そこを暇ができたらじっくり書いて見たいと思っています。