今度の発表会の時に弾くスクリャービン42−5の練習をしていたんですよ。
指が短いんで、なかなか苦労するんですけど・・・
どうしても弾きにくい部分があったので、困っていたんですが・・・
あ・・・そうだ・・・例の屈筋奏法って、ひょっとして使えたりして(笑)・・・と思って・・・試してみたんですよ(笑)。
つまり・・・手の内側を力を入れて、そして屈筋を硬直させて、そして手の内側の筋肉で弾く!
そしたら・・・
あ!・・・確かに弾きやすくはなっている(笑)でも・・・
結局ガチガチにして弾いているからスピードは出ないし、弾けなくはないけど、なんか硬い音になりがちになるし・・・
これって・・・ハイフィンガーにかなり近い奏法です。
・・・と思って研究のためにその屈筋奏法をやっていたんですよ。
そしたら・・・
やばい!腱鞘辺りが痛くなってきた!このまま続けると腱鞘炎になるぞ!!
そう思ってすぐに止めました。
しかし・・・やや痛みが残っている状態に(汗)。
その後はいつもの脱力と腕の重みを利用して弾いていたんですが・・・
やばいです!やや痛みが残りそう(汗)。
最初から予想していたんです。この奏法だと多分筋肉を痛めたり、腱鞘炎になったり・・・そうならなくてもジストニアになる可能性が高いんじゃないのかって。
そもそもどこかに力を入れて弾くって本当に危険なんです。それはもう私自身が若い時に嫌というほど経験しています。
なので
この屈筋奏法って・・・
絶対やめた方がいい!マジで腱鞘炎かジストニアになる!
私は絶対勧めないです。どう考えても生徒や講師の中に腱鞘炎やジストニアになっている人、絶対いるはず!