レシェティツキーって知ってますか?
そう、元祖ロシア奏法を形成した教祖みたいな人ですよね?
初代モスクワ音楽院のルービンシュテインとともに教授陣のトップだったと記憶をしています。
いわばネイガウスの大先輩です。
ロシア奏法の全てでしょう、この人は。
さて・・・最近私はこのレシェティツキーが書いた本(絶版)を買いました。
『レシェティツキー・ピアノの奏法の原理』です。
the groundwork of the leschetizky method.
その中にこのような記述がありました。
引用 レシェティツキーピアノ奏法の原理。マルウィーヌ・ブレー執筆
”音楽にはp,f,アクセントの3原色があるだけである。これらの3原色から音画の豊かな色彩構成が築き上げられる。これはこのような3原色をたびたび交替させたり、またある色から他の色へと移り変わることによって行われる。”
つまり・・・オ◯◯ト的な奏法によって音色を変えるのではなく、あくまでも音量の操作によって音色が変化する。
ロシア奏法の大先輩はこのようにおっしゃっていますが(笑)。
これは完全に私の動画
これと全く同じ論理です。(いや私は自分を自慢するつもりは全くないですよ。むしろピアニスト界のトップレベルにおいての常識ですから)
しかしとある某ロ極寒奏法所属指導者がこちらに書いた通りですが・・・
音色は手の下で手を回すことにより美しい音色が発生する。もしくは手を掴むことにより音が手のひらに集まりそこから美しい音が発せられる。音量で音色を操作するのはインチキである・・・と(笑)。
一体どちらが正しいんでしょうかね?
もちろん!レシェティツキーが間違っていて、オ◯◯トロシア奏法が正しいんですよね!!!(爆)。
そういえばネイガウスは本の中で、
「シュナーベルは鍵盤を弾いた後で手を振り動かすといった動きの奏法をよく使っていたが、あれは音色には全く影響しない。全くもって無意味かつ無駄な動きである』
と言っていたような(笑)。
どこだったかはまた後日、きちんと示します!!。
レシェティツキーの本はまだ全部読んでいません。
時々オ◯◯トロシア奏法と全く相反する内容が出てくるので、それらもいずれ記述します。
あ・・・ちなみに・・・
オ◯◯トロシア奏法・・・とは・・・
おトマトロシア奏法です(笑)。
北海道のおトマトって美味しいですよね!!!。