士気という言葉があります。
これはウクライナ兵士のための言葉ですが、ウクライナ兵士の指揮が高いのは当然なことです。
自国を侵略されたら、怒りの方が大きくて士気が高くなるのは当然です。
今後ウクライナが劣勢になってもレジスタンス、テロなどが永遠に続いてどのみち、ロシアは撤退を余儀なくされてしまうのは100%間違いないでしょう。
対してロシア兵はなんのための戦争なのか、わからないので士気が低いのは当然です。
はい、その士気という言葉・・・今度は・・・
勉強と合唱伴奏オーディションの士気・・・
に当てはめてお話しいたします(笑)。
当然のことながら、子供は勉強の士気は一般的に低いです(笑)
当たり前です。なんのための勉強なんだかわからないからです。
だから、目的をはっきりさせないといけないわけなんですが・・・
それは多分無理だと思います。
子供の時期から何某かの目標は持ってはいないでしょう。
なので逆に言えば、子供は早いところ、何を目指したいのか?をはっきりさせれば、その勉強が捗る可能性はあるわけです。
もちろんそんなに簡単な話じゃないとは思いますが。
同じように・・・
勉強よりももっと、短絡的に(?)指揮を高められやすいのがこの間話した合唱コンクールの伴奏オーディションだと思うのです。
そのオーディションを頑張れば、3ヶ月後の伴奏を弾かせてもらえる!
これほど直結しやすい『士気』はないです(笑)。
なのでこちらとしても指導しやすい。
逆に言えば、この手のオーディションは「士気」でどうにでもなることが多いと思います。
なぜならば・・・大概伴奏オーディションに参加する生徒は中途半端な『士気』で参加することが多いからです。
伴奏は本当に完璧な演奏でないと、選ばれないことが多いです。
そこまで仕上げるには相当な努力と忍耐力が必要なので、そこまでボルテージを上げて来る生徒はほとんどいないんです。
さらに、仕上げても、内容の濃い上質な音楽性まで仕上げる生徒はごくごく僅かです。
なので私はいつでもそこを突いて、オーディションをもぎ取らせるわけです。
ただし・・・それは強力な『対抗馬』がいない場合(汗)
私は全力で伴奏を仕上げさせるわけですが、もし・・・もしですよ・・・・?
同じような私と同じ瓜二つの先生が同じ地域にいたら・・・。
これは地獄です(汗)。
どちらも万全体制だったら・・・(汗)
そしてそれは伴奏オーディションというより・・・
ピアノコンクールの方が多分・・・多いですよね(汗)。
私はそれを大昔、自分も生徒にも何度も経験してきたので、あまり生徒にコンクールを受けさせる気にならないんですよ。
まさに、戦場と化しますから(汗)。
ですが・・・今回それを合唱伴奏オーディションでやってしまったわけです(汗)。
考えてみたら・・・こちとら3名も参加させている(汗)。
後で・・・あーしまった(汗)、と思いましたよ。
でも結果は、ラッキーなことに全員、学年か、クラスの伴奏に振り分けられたので、誰もが伴奏の仕事がない、という結果にならなかったのが幸いでした。
マジでよかった。
でもですねえ・・・実は別の意味で私は大満足だったんです。
今まであまり伴奏オーディションに「士気』が上がらなかった生徒が今回はかなり士気を上げて参加してくれたことには、嬉しかったですね。
「なんだあんたもやればできるじゃん!」という感じで。
コンクールもそうだとは思うんですが、やっぱり過程においてのやる気を持たせられることは、貴重な体験なんでしょう。
が、しかし・・・やっぱり勝者敗者は必ず出るので、残酷なんですよ。
まあロシアとウクライナにおいては間違い無く勝者は、はっきりしているので、これは思う存分戦わせてよろしいとは思いますが(兵士が死ぬのはよろしくはない)。
ですが・・・
山上徹也という狙撃犯の士気は・・・
これはいらん士気です。
何を思って、夜な夜な手製銃まで5丁も作って、何度もチャンスを伺って、今回は結構できそうだぞって・・・。
どういう人間か知りませんが、士気はまかり間違うと、こういう馬鹿げた結果になるということです。
各国の首脳が葬儀に参加するらしいですね。
同盟国だけでなく、中国、韓国、プーチンまでもが(汗)哀悼の意を表している。
それだけの人を殺してしまったその『士気』とはなんだったのでしょうかね?
安倍さんも自分が死ぬことに気がついていなかった、意識できなかったことは本当にかわいそうです。