なかなか興味深い動画です。
確かにカワイとヤマハは、根本的に違うと思います。
ただこれは、根本的に個体差が違うというよりそういう調整というか。
カワイのピアノでも調節次第でヤマハと同じ感じにはなります。
逆も然りです。
ただまあ・・・
どんなピアノでも弾きやすくすると、音が固くなるし、音を柔らかくすると、いい音が出やすくなるけど、速い曲が弾きにくいし。
私自身は、ヤマハの調節であとは弾き手が技術でカバーするというのが好きかなあ。
単純にヤマハ流の調節だと、鍵盤のタッチ感を相当調節しないといけない。
ヤマハで乱暴に弾くと音が全部際立ってしまう。
なのでソフトペダルを使って相当タッチに気をつければ、なんとかカワイ風の音は作ることはできます。
ただ流石に・・・限界はありますよ(汗)。
なのでカワイの持ち味を生かしたかったら、シゲルカワイとかは弄らないのがベストです。
でもこれがフルコンサイズとなると・・・多分カワイもヤマハも変わらないと思います。
どちらもすんごい敏感で細心のタッチで弾かないと乱暴な音になってしまう。
ピアノ弾きは演奏会で弾く時はピアノを選べないんです。
そこが問題で・・・
なので、よくみんながピアノの個体差で文句を言いたいのはわかるけど、それは・・・現実的には却下なんですよ(汗)
それ言ってたら・・・じゃあ自分家のピアノを持ち込むかっ?て話になる。
やりたかったらどうぞなんですが(笑)。
結局は・・・弘法、筆もピアノも選んではいけないんですよ(汗)。