ちょいとみなさんにお聞きいたしますが・・・

これね・・・知ってる人、どれぐらいいますかね?

「あー!知ってます!テレビ中継見てました!」

とかって・・・そういう発言やめなはれ(汗)

アラフィフかアラシックス、はたまたアラセブンティーですぞ(汗)

さて・・・このブーニンというピアニスト。

当時はかなりのニュースになりました。

もちろんショパコンの優勝者ですが・・・

さて・・・彼の演奏を聴いて、みなさんどう思いますか?

「さすが!ロシアピアニズムの最高峰教育のモスクワ音楽院のエリートだけあって、素晴らしい巨匠レベル演奏だ!」

という人もいるかもしれません。

まあ・・・どう思うかは・・・その人それぞれだし、その人が気に入ればそれで良いし、とにかくもそれでクラシックファンが増えればそれでいいんです。

でも・・・私個人の意見は・・・

・・・最低です・・・

そりゃないでしょ!1位だったんでしょ?

・・・と、言われるかもしれませんが・・・

でも・・・何度も言います。

本当にひどい演奏です。なんでこんな演奏で1位というか・・・最終まで残ったのか(汗)

あの当時20歳の時に聞いていた時にはよくわからかったんですが・・・。

もちろん音楽に点数なんてつけられません。

音符が合っていればそれでいいといえばいい。

コンクールなどはそうなってしまう。

でもですねえ・・・

多分そこがポピュラー音楽とクラシック音楽の違いなんだと思います。

どこぞのピアノ講師が最近変なポピュラー曲をアップしたような変な奴とかいるんで(笑)、最近はクラシック界も汚染されていますが(笑)・・・(しかし懲りずにまた曲を作っているらしい)

話を戻しますが、もちろんこのブーニンの演奏で感動した!というのならそれでいいと思います。

ただ、あの当時から何が変わったのかはわかりませんが、少なくとも今のショパコンでああいう演奏をしたら一発で予選落ちです。

ミスはなくとも。

おそらくかなりの審査員はKGBからなにがしかの脅迫、殺害予告をされていたのではないかと思っているのですが・・・。

ただ、今のショパコンや当時のソビエトからの圧力がどうのこうのではなく・・・

現代で聞いている人の芸術的美的感覚が問われるというか・・・。

コメント欄にはどれもこれも賞賛の嵐です。

それが今の日本クラシック界の真の姿を現しています。

できれば、私個人の意見ですがあの演奏が、とんでもなくひどいと、思ってくれるぐらいの芸術的感覚をぜひ持っていただければと・・・。

あくまでも一個人の独断の意見ですが・・・・。

ところで・・・

この当時、コンクールの審査員には園田高弘という有名なピアニストがいたんですが、その園田さんが

「ブーニンはソビエトモスクワ音楽院が誇る今世紀最大の天才ピニストの出現だ!」と言っていたんですが・・・

それって・・・ラフマニノフをも超えるピアニストの出現という意味だったんですかね?