(注)こちらではロシア奏法という言葉は使っていませんが、重量奏法、重力奏法という言葉で表現しています)
ステップ1〜3
ステップ1
ここでは、完全に力を抜いた状態を体験します。
まず、ムービーのように、完全に脱力をした腕をもう一方の手で支えて、そして離して下さい。完全な脱力とはここのムービーのように支えている手をどかすと、たちどころに腕が落ちます。
つまり、死人の腕をまねるという事です。
ステップ2
これは、悪い例です。これでは完全に脱力が出来ていません。ピアノを弾く時、このように脱力が出来ていない状態でピアノを弾くから、重さがかからないのです。いつでも、自分の腕の重さを100%かけられる程、脱力の用意が出来ている事が大条件なのです。
ステップ3
次に、その脱力をした腕で、ピアノの鍵盤に、3の指を引っ掛けて下さい。3の指の先端で。何とかかろうじて!引っ掛かって下さい。3の指の先端はこの時、すべての腕の重さを支える事で、しんどいはずです。
次に、その3の指を起こして下さい。その時、3の指の先端に全ての腕の重さがかかっているので、3の指の先端は、かなりしんどいはずです。
指先は真っ白になりすべての重さがかかるので、痛いという感じだと思います。
もちろん!ピアノを弾く時、このようにすべての重さをかけて弾いたら、大変なのでその重さを調整するのですが、それは次のステップ4にて・・・
インデックス
脱力重量奏法の確認