2009年”再びプラハへ”
- プロローグ
- KLMオランダ航空機内にて
- アムステルダム、スキポール空港にて
- アムステルダム、スキポール空港にて〜その2
- おい!まだとばねえのかよ。。。
- ようやく飛べそうだな
- 海外の常識その2。そしてプラハで待っていたものは・・・
- 極寒プラハ1
- 極寒プラハより〜ステンドグラス
- 極寒プラハより〜オペラ鑑賞
- 極寒プラハより〜オペラ鑑賞その2
- 極寒プラハより〜オペラ鑑賞その3
最近ろくすぽHPも更新せず,また新企画”ピアノを歌わせるカンタービレ奏法”も、ちっとも企画が進んでいない上に受験生も抱えているというのに私は10月中旬に季節外れにも海外旅行に行ってしまったのだった。
といっても今回も母親を連れて行くという”孝行旅行”なのでなにぶんお許しを!・・・と言いたいところではあるのだが・・・
さて今回の場所はまたしても「プラハ」となってしまった。
正直言ってプラハは「もうええでよ」というくらい頻繁にいっているのではあるが,母親がどうしてもということで,まあ、あちこち行きなれてはいるので案内がしやすいだろうということで行く事になった。
プラハについてはこちらの旅行記でいろいろと観光案内をしているので重複する書き込みはしなくても良いだろうと思ったので今回は比較的いってない部分や珍しいもの、そして様々な体験談などを皆さんにご紹介できればと思います。
いつも良く海外に行っているが、よくお金が続きますね?と思われているかもしれませんが・・・
でも昔に比べたら海外旅行はかなり金額は下がっていますし、滞在の時にいかにお金を使わない旅行にするかで意外と金額は抑えられます。
例えばもっともお金のかかる飛行機ですが・・・今回は私の仕事上どうしても日曜日に出発して日曜日に帰ってくるパターンだったので多少金額がはりましたが,これがウィークデイならば10月でも燃料費や空港税を含めても往復9万円ですべて済むはずです。
さらにあこがれの(?)アエロフロートならば7万円で済みます。
あとはなるべく安いホテルを探すとか(インターネットで探すといろいろ出てくる),物価の安い観光都市(旧共産圏、チェコはもちろん、ハンガリー、ポーランド、クロアチア)を選ぶとかして、さらにコストを削減すれば,意外と国内の北海道旅行とほとんど変わらない金額になるはずです。
実際今回の滞在ホテルはかなり豪華なホテルでしたがいろいろ探して一泊5,000円で済みました。
またチェコという国は今でもかなり物価が安く、その辺でサンドイッチを買っても100円程度です。
正直13万円あれば飛行機代も含めてプラハでも1週間滞在で行けるでしょう。
実は私は海外旅行の場合,絶対に決めていることがあります。
海外旅行の場合,費用は絶対に一人15万円で収める事!
今回は母親同伴だったので多少超えましたが。。。
ただまあそれを実現するにはいろいろとインターネットで探したり,現地でも自分で動いて一生懸命しゃべって(!)頑張る必要がありますが・・・。
一人だったらアエロフロートにぜひ!乗ってみたいのですが今回はまた前回同様KLMオランダ航空にしました。
これはイギリスの飛行機会社のブリティッシュ、エアーウェイですが、よく見ると2階建てになっている。
大型ジャンボジェットのボーイング747だろう.もう今では燃費が悪く,比較的古い機材なのであまりお目にかかることはない。
出国審査を終えて免税店のあるエリアに行ったらこんな写真があった。
そう,おなじみコピー商品である。
私もこーんなふうに書かれない様に日々精進しなければ・・・
飛行機のエコノミー席に乗った人ならわかると思うが,本当にエコノミー席は狭い!
安いんだから当たり前で,それがいやなら38万円のビジネスクラスに乗れば良いだけの事.ここは我慢である。
テーブルを出してしまうと、ほんと身動きが取れない!
この狭い席で途中経由地点のアムステルダムまで12時間!座っていなければならないのだ。
この外国女性は私よりも身長が高かったのだが、見ての通り,膝がつかえてどうしようもない状態である。
身長が低いといて悩んでいるあなた!
飛行機に乗れば身長が低い人間として生まれてきた事を幸せに思うでしょう。
これから海外旅行に行く計画を立てている人はぜひとも飛行機の席について,知っておいた方が良い知識がある。
あまり飛行機に乗った事のない人は窓際の席に取りたがるのだが,上で述べた様に,エコノミー席は非常に席が狭い。そのため、窓際の人がトイレに行く為に通路に出るには横の人もどけないと通路には出られない.
コンサートホールの席の様にちょっと膝をたためば通れるという広さではないのだ。
3人の旅行ならば良いが2人だけの旅行の場合,通路側の知らない人にいちいち「すみませんトイレに行きます」といってどいてもらうのは非常に神経的に疲れるし、どいてもらう方も多少は迷惑ではある。
飛行機の座席は二人で旅行する場合は絶対に青で示してある中心の4つ席が並んでいる席の通路側の席2つを指定すること!
なお、通路にも面していて,さらに窓際でもある56.58の席もお勧めである.なかなか倍率が高くて取れないが・・・。
私はどんなに安いツアー旅行があっても絶対に参加せずに自分で航空券とホテルは予約して旅行をする事にしている。
理由は様々だが,その理由の中に,ツアーの場合はこの座席指定が出来ないのだ。
なあに,多少の英語力と度胸があれば外国も怖くはありませんよ。ぜひ皆さんも頑張って自分なりのオプションツアーを目指してみてください。
さて、私は今までいろんな飛行機会社を乗ってきましたが、その中でもヨーロッパ線の中でKLMは現在日本で買える最安値の航空チケットで、アエロフロートの次に安い金額であるが,サービスにおいては私は格段に良いと思う。
KLMが満足しなかったら多分どこの飛行機会社も満足しないだろう。何も起こらなければ・・・
そう,何も起こらなければ今回も良い旅の出発だったに違いないのだが・・・詳細はあとで述べよう(怖)
オランダ、スキポール空港にて
ついこの間,新聞で世界中の空港ベスト3という記事があり,その中でヨーロッパの空港ナンバーワンはこのオランダ、アムステルダム(スキポール)空港となっていました。
ところで全世界のワースト1はというと・・・ロンドンのヒースロー空港だそうです。
んなばかな・・・。
ワースト1は絶対モスクワ空港でしょ。
話によると,何でもモスクワ空港のトイレは開業以来、清掃した試しがないっていうし、モスクワから次の飛行機に乗り換える時にいちいち本人とのパスポートとの照合で一人5〜6分,パスポートと本人とゆ〜っくりにらめっこして確認するもんで長蛇の列で通過するのに3時間かかる時もあるとか・・・。
あとは空港内の照明が電力不足で100mおきにしかないない為に空港内が真っ暗だとか・・・
ままそういう点ではアムステルダム空港は比較的過ごしやすいし,楽しい空港だと思います。
オランダ、スキポール空港にて
ついこの間,新聞で世界中の空港ベスト3という記事があり,その中でヨーロッパの空港ナンバーワンはこのオランダ、アムステルダム(スキポール)空港となっていました。
ところで全世界のワースト1はというと・・・ロンドンのヒースロー空港だそうです。
んなばかな・・・。
ワースト1は絶対モスクワ空港でしょ。
話によると,何でもモスクワ空港のトイレは開業以来、清掃した試しがないっていうし、モスクワから次の飛行機に乗り換える時にいちいち本人とのパスポートとの照合で一人5〜6分,パスポートと本人とゆ〜っくりにらめっこして確認するもんで長蛇の列で通過するのに3時間かかる時もあるとか・・・。
あとは空港内の照明が電力不足で100mおきにしかないない為に空港内が真っ暗だとか・・・
ままそういう点ではアムステルダム空港は比較的過ごしやすいし,楽しい空港だと思います。
しゃれたカウンターバー
喫茶店にも困らない
免税店も比較的豊富
2階には無料で寝ることができる仮眠施設もありました。
香水をかなり安く売っていたので思わずおみやげに買いました。
・・・と,ここまでは順調で楽しいトランジット待ち時間でしたが・・・
さて、お待ちかねのプラハ行きの飛行機ですが・・・本来は午後7:25分に出る予定でしたが、搭乗口に行ってみると、なにやら電光掲示板に30分遅れるという文字が・・・。
さらに30分待っていると,今度はカウンターの係の人が「現在飛行機の機械の不具合であと30分お待ちいただきます」とアナウンスをしていた。
・・・しかし・・・合計1時間待ってさらにカウンターの人が「あとまた30分お待ちください」と再びアナウンス・・・。
これ、何回繰り返したっけなあ・・・と思うほど何度も30分延期が続いて・・・
だんだん回りの乗客もどうなるんだ?という雰囲気が漂ってきました。
ビジネスマンらしき人たちはそそくさと正規飛行機券を払い戻し、ほかの飛行機会社に乗り換えていったようですが,それができない格安航空券できているらしい人たちは当然待ちぼうけ。
気がついてみると・・・もう午後9時を回っている。
だんだん乗客もいらついてきてカウンターの職員と交渉。
乗客「他に空いている飛行機はないのか?」
職員「あいにく空いている飛行機がない」
乗客「どこの飛行機会社でも良い、トルコ航空でもクロアチア航空でもアエロフロート航空でも良い,とにかく今日中にプラハに行きたい!」
・・・おいおい!そんな飛行機、俺の方がごめんだぜよ、殺気立ってんなあ・・・
ところでここまでの話は全部英語である。
皆さんは私が英語に堪能であるのだろうと思っているのかもしれないが・・・そうではないのだ。こういう事態になるとどうしたって聞かざるを得なくなる。わたし英語、わかんなーい、わたし、しゃべれなーい・・・そんなままごといってたら飛行機に乗れないのだ!
だんだん殺気立ってくる乗客達
・・・と・・・なんと!10:30頃に職員が何かをしゃべり始めた。
こちらはすべて聞き逃してたまるか!飛行機に乗れなくなってしまう!という受験生顔負けのヒアリング100%精神没頭状態。
「皆様にお知らせいたします。飛行機の修理が未だ終わらない為に今日のフライトは中止になりました!
よって皆さんを空港近くのホテルに泊まらせます。
ホテルの券は無料でお出ししますので、1階のサービスカウンターにてお受け取りください。
明日朝9:00に離陸します。必ず午前7時までに再度空港でチェックインをお済ませになってください。済ましていない方は明日の飛行機に乗れません。よって航空券も効力を失います。お気をつけ下さい」
・・・これがまたNHK上級英会話も顔負けの早口英語。もうほんと、私のヒアリング能力は一気にTOEFL MAX3000である。
乗客のなかには何度も延期されたあげくにフライト中止にあきれて拍手喝采をする連中まで出る始末(ありゃプラハ市民だな,チェコ国民はそういうノリだ)
・・・なんてこった・・・
そういえば、今日のフライトが中止!っていった時もみんな「オーマイゴォーット!」なんて言ってたな。
しかたがない。とにかくその1階のサービスカウンターとやらにいってホテルに泊まる券をもらわかねれば・・・
さて、ここからはとりあえず下にあるサービスカウンターまで行かなくては行けない。
・・・つってもこのヨーロッパ1のオランダ空港の広さは半端じゃない。
なんかそういえばなんとかセンターを通って、そのあと右にいってまっすぐ行くとサービスカウンターがあると言っていたが,この空港自体よく知らないし,行けども行けども何もない。
時間はもう11時過ぎでだんだん人がいなくなるし,掃除の係の人を見つけて事情を話しても「あたしにはわかんないから、KLM内線8番で聞いてちょうだい」といって去っていってしまった。
おい!KLMの電話番号なんて知るわけないでしょ!だいたいここはKLM空港でしょうが!
しかもお前はそのKLMの一応職員だろーが!
・・・とにかく海外に行くときまって遭遇するのが,”自分に関係ない事は携わらない”という外国人精神だ。
まったくサービス精神ゼロ・・・。
・・・と当てもなく歩いていると,なんとか空港職員をみつけようやくサービスカウンターについた。
既に長い列があり,ようやく自分の番になってホテルのチケットを受け取り,事情を聞くと,明日は朝6時にホテルのバスに乗って空港に来てくれと・・・この時点で既に12時。
ようやくホテルへのバスに乗ってホテルに着き,部屋でシャワーを浴びてほっと一息ジュースを飲んで時間を見れば・・・もう午前1:30・・・。
ホテルマンは朝5時に朝食の準備ができるので5時に食堂へ来る様にって・・・。
おい!3時間程度しか寝られないじゃないか!
・・・ったく・・・。
まあそれでも泊まったホテルは一級ビジネスマンが泊まる様な豪華なホテルでした。
一旦空港外に出る
ホテル専用のバスに乗って・・・
着いたホテルは何とも豪華絢爛!
高いホテルは廊下の雰囲気からして違う
高いホテルは廊下の雰囲気からして違う
ガーデン付きの部屋でした!
まあそれでも、飛行機が飛ばなかったということで一泊という話も決して珍しいものでもないんです。
まあ仕事できているわけでもないので,こういうホテルに泊まれる経験もそれはそれで良い思い出になるから良しとしよう。
どうせ明日の朝9時には飛んで、多分プラハには10:30に到着するし・・・。
まあ午後からは観光に行けるだろう・・・。
まあこれで良しとしようではないか。眠い目をこすりながら食べたホテルの朝食もめちゃくちゃうまかったし・・・。
ということで朝6時にまたバスに乗り(ホテル滞在時間たったの5時間!)ルンルン気分で約束通り空港に6:30について早めにチェックインを済ませたのだった。
いつもは朝8:30が起床の私にとって日の出を海外で見るとはなんともすばらしい!?
みんな朝早くからチェックインで長蛇の列
朝日の当たるスタバ
が・・・しかーし!・・・
ばぁーっと(BUT!)・・・・・
この写真の一番上を見て欲しい。
19:25 prague(プラハ行き)KE7606便・・・・Delayed 12:00(遅れて12時に離陸)
・・・おいおい,勘弁してくださいよ。
何となく,雲行きが怪しくなってきた。
このプラハ行きは本当に飛ぶのだろうか?
一応、航空券を買ったHISに電話をして聞いてみたが「航空会社はIATAという航空法律で守られており、遅延の場合は待つしかない。ただし交渉の余地はある」という話だった。
実際、プラハ行きはほかにも9:45分や12:45分など、他にもある。
すべて満席ということはないだろう。・・・ということで空港職員と交渉をしたが・・・
すべて「NO」であった。
しかもこの12時に離陸するはずだったが・・・なんと!!さらにまた延びてあとで電光掲示板を見たら・・・
「午後1:00離陸に変更になりました」
さらに1時間後
「午後2:00離陸になりました」
そして待つ事1時間、もう良いだろうと思ったら
「午後3:00離陸になりました」
・・・おい(泣)!!!
これにはさすがに私だけでなく、回りの乗客すべてカンカンである。
しかし、やはり何度も他の飛行機に乗り換えさせてくれと言っても「NO」である。
「私は今日もここの空港ホテルに泊まらなければいけないのか!?」
といっても「それは多分ないと思う」と頼りない返事・・・。
時刻はすでに午後2:00.もう空港に来てから7時間が経過している。
こうなったらもう独自に他の便でプラハまでの正規飛行券を買わねばいけないのかもしれない・・・。
そう思って窓口で調べたが・・・75,000円・・・。
道理でみんな諦め顔な訳だ・・・。
しかたない、暇な時間を空港でつぶすしかない。
・・・というわけで初日はオランダ空港で観光となってしまったのだった。
トホホ・・・。
しかたねえ。こうなったら明るい時間からバーでやけ酒のんでやる。
今回、なんでこういう事態になったかという理由が実はあるんです。今回プラハに飛ぶ飛行機は実はKLMではなく、チェコ航空という飛行機会社なのです。
これが問題のチェコ航空。
チェコ航空とはプラハと主要都市を結んでいる航空会社ですが、社会主義時代からある会社で、零細企業なのですが、共産主義崩壊後は、経営がかなり苦しく、幾多もの会社が買収に名乗り上げましたが、いまだに統合に至っていない会社です。
・・・という事は、多分、予備の飛行機もやはりないんでしょう。
壊れた飛行機は修理して飛ばすしかなく、また振替の飛行機を借りてくる資金もないということだと思います。
このアムステルダムからプラハへのフライトは、KLM、チェコ航空、大韓航空の3社が共同運行しているらしく、
たまたまこのチェコ航空に当たってしまったということなのです。
多分KLMだったらこんな事にはならなかったんでしょうが・・・いやはや、もしもチェコ航空に乗ることがあった場合はお気をつけ下さい。
・・・といってもまあ、こんな事しょっちゅうある事ではないと思います。多分かなり運が悪かったんでしょう。
アエロフロートなんかは定刻で飛ぶ事自体が珍しいって聞きます。ほとんど毎回3〜4時間遅れる事は当たり前らしい。
あるとき、アエロの飛行機が東京を定刻で飛ぶらしく、周りの連中が「オー珍しい!アエロフロートも改心したのか!?・・・と思いきや、どうも搭乗している客が妙にやつれた顔をみんなしており,事情を聞くと、昨日のフライトが24時間遅れて飛んだとか・・・。
まあそれに比べたらねえ、・・・。
ようやく飛べそうだな。
カウンターのスタッフの動向を見てみると、どうやらこの午後3:00フライトが本当らしい。
よくやく慌ただしい動きを見せ始めたようだった。
いやしかし,本当にすったもんだの内容だったが、それでも次回も多分KLMを使うだろう。
これだけみんなが怒りまくってカウンターの職員に抗議していても,職員はかなり冷静に穏やかに対応していた。
もちろん,日本の職員ならばさらに低姿勢で「申し訳ありません」を連呼するだろうし,対応ももっと早かったと思う。
しかしそれは海外では期待できないのが普通なのだ。
何たって日本ほど何でもかんでも完璧でスムーズ、クレーム対応に完璧な国はない。
それに比べたらKLMの対応はハード面においてはやはりかなりの問題があるが,だからといって空港職員に詰め寄ったところで,彼らがどうこうできる問題ではなかったと思う。
そういう意味では乗客に対しての出来る限りのクレーム対応は良い方だったと思う。
そうでなくとも,ソビエト時代のアエロフロートでは昔、リコンファーム(復路のフライトを乗るという意思表示の為の電話での確認作業)をする為にもらったアエロフロートの電話番号が間違った番号でリコンファームが出来ず,結局空港に行って他の乗客と供にそのことを強く抗議したらKGBらしき職員がやってきて、そのうちの数人を暗闇の別室に連行していったという話を聞く(怖)
まあそれに比べたらまだ良い方でしょう。
でもまあ,本当か、口実の嘘かわかりませんが乗客達が「修理を急げ」と言っている時に空港の職員が「たった一本のねじが欠けてしまっても着陸の時に大きな力が加わって大事故になる可能性がある。私たちは時間が遅れてでも安全に乗客を目的地に送り届けるのが責務です」
と言っていたのにはまあ正直納得はしたのだが・・ 。
さてここで海外の常識ということを考えて見たいと思います。
先程も述べた様に,海外は日本と比べて本当にサービスとかクレーム対応,保障とかはあまり日本の様なものは期待できないのだが、他の点においてもかなり風変わりなところがある(といってもそれは要するに日本がかなり風変わりなのかもしれないが)
まず,働いている職員、店員についてだ。
海外の常識その1
お客様は神様ではないのだ!
今回のKLMのクレーム受付カウンターにいた職員なのだが、接客をしていない時はおもしろいことに棚に置いてあるコカコーラをごくごく乗客の前で飲んでいた(笑)。
また、他の職員はやはりカウンターにあるクッキーをやはり接客中でない時はほおばっていたのだった(驚)。
もしくは今回プラハで泊まったホテルの玄関ではドアマンがいつも立っているのだが,早朝私がドアを通った時に宿泊客の朝食の部屋からくすねてきた?パンをほおばりながら私にドアを開けていた。もちろん!私に対して愛想よくニコニコしながら・・・。
またある店では私が商品をどれにしようか迷っている時だったのだが、選んでいる時間が長く感じたのだろうか?、思いっきり「ハァ!」と私にため息をついて向こうに行ってしまったのだった(困)
まあ多少短気な店員だったのかもしれないが・・・。
日本の店員では、これらの事はもちろんあるはずもない。
なので日本人の私にとってはなかなかびっくりする事だらけなのだが、しかし海外に行けばこんな事,当たり前なのだ。
おおよそ海外の店員や職員が良い性格な方なのか?それとも実は心の中は結構曲がった奴なのか?は対応を見れば一目瞭然である。
もちろん、中には本当に礼儀正しく,接客マナーをわきまえている店員も珍しくはない・・・というよりも、おそらく単純にその人の性格をもろに出しているだけなのだろう。
普通ならば,気分で接客をするのではなく、お客の前では常に礼儀正しく,マナーよくしなければ行けないものだとは思ってしまうのだが、おそらく会社としてはそこまではきちっと統制を取らずに個人の判断にかませているのだろう。ということは・・・。
やはりあまりにも規律がきちっとしすぎている国は日本だけなのではないだろうか?
それが良いのか悪いのかはわからない。もちろんそれを施行してしまう日本はすばらしいとは思うが,一方で自分の感情を表に出さない、そして厳しい統制を取って個人の自由を束縛するということは他国から見たらかなり異常な事なのかもしれない。
本当は・・・人間だったら仕事中だってジュースやパンを食べたくなるときだってあるだろうし、頭に来る客がいたら、たとえお客であろうと感情むき出しにする事は,当たり前なのかもしれない。
あるいは自分を犠牲にしてまで仕事をするなんてまっぴらだ,ということなのかもしれない。
日本が全世界において経済的に抜きん出た国になったという理由は,もちろん技術力がピカ一ということもあるだろうけれども,こういう面においてもかなり影響しているのかもしれない。
このように乗客とトラブっている時でも時々コークを・・・(笑)
海外の常識その2・・・・そしてプラハで待っていたものは・・・。
英語がしゃべれないのは日本人だけかもしれない(汗)
海外旅行に行くと、とにかくネックになる問題,そう,英語力はかなりの問題である。
これは旅行だけでなく、留学や商売においても出来る出来ないではかなりの違いがある。
日本人はとかく日本国内で何でも済む国ではあるし、四方海に囲まれているのでそういう必然性がないと言えばないのだが、海外の特にヨーロッパではそれぞれの国が違う言語なもんだから,当然共通の言語はどうしても英語になる。
なのでヨーロッパ人で英語をしゃべれる人は意外と多い。
もちろん、観光地の店員はかなりしゃべれると思っていい。
但し、地元のスーパーとか、ジモティー用の店、レストランになると通じない。
そういう場面に遭遇すると,英語を自分も話せないもんだから,ヨーロッパ人すべてが英語を習得していないんだ・・・俺だけじゃなかった(汗)と妙に安心してしまうのだ(笑)
そりゃそうだよな、英語の単語を覚えるのも大変だし,ヒアリングも大変だし・・・そんなみんな優秀じゃねえよな・・・と思うのだが・・・。
しかし今回、飛行機のトラブル事件でそれを見事に覆されてしまったのだ。
実は,空港職員と(もちろん職員は英語はしゃべれる)交渉をしている乗客の人たちの話を常に横で聞いていたのだが,みんな英語で会話しているのである。
しかし乗客がすべてイギリス人であるわけがない。おそらくオランダ人も,ドイツ人もフランス人も英語で会話しているのである。
当然カウンターのスピーチもすべて英語である。
まさか乗客全員が観光都市の店員をしているわけじゃあるまいし・・・
ということは、飛行機を乗ることがあるヨーロッパ人はそのほとんどが英語が完璧にしゃべれるし,どんなに早いスピーチも聞き取れる能力を持っている、ということなのだ。
60代の年寄りだろうが,20代の若者だろうが,とにかく英語力は完璧である。
ヨーロッパで国を行き来している人たちはこれが当たり前と思った方が良い。
そういう意味では国際面で乗り遅れてはいけない日本人は本当にしゃべれない人種なのだ。
もちろん,一生日本から出て行く必要性が全くないのなら、無理して修得する必要性はないが、こと、クラシック音楽を深く勉強していこうとすれば,どうしても必要性が出てくる。
英語はこれからの時代,やはり勉強していかないと・・・。
そしてプラハで待っていたものは・・・
さて,どうやら飛行機は午後3:00で飛ぶことになり,ようやくプラハに着くこととなった。
いやいや参ったなあ・・・と思い,もう変なトラブルはないだろう、と、空港について荷物をとり、外に出てみると・・・妙に寒い。
そういえばプラハ空港に付く直前,アナウンスで「ただいまのプラハ外気温は2度」とか言っていた様な気もしたんだが・・・まさか12度の間違いだろう・・・。と思っていたら・・・!!!。
本当に気温2度だったのだ!。
どんな感じだかわかります?気温2度って???。
こちとら東京でも気温2度なんて天気の良い昼間には滅多にないですよね?せいぜい深夜ですよね?
もうジーパン一枚じゃ立ってらんないっす。
おまけに雨が降っていて・・・時々雪、ちらほらあられが・・・。
おい!(泣)
そんなばかな?
確か今時期のプラハは東京で言う11月のはず。酷くても12月初旬でしょ?
なんで雪なんか降ってんの?
ホテルにつき、インフォメーションのボードを見ると,今日の最高気温、2度、最低気温マイナス2度。
もう心から凍てつきます。
俺はモスクワかシベリアにでも旅行に来たのか?
ホテルのフロントマンに聞けば「現在、寒気団が来ていてあと一週間たてば暖かくなるそうです」とかなんとか言ってるけど・・・1週間経ったら私は帰るんです。。。
そう・・・こうして、悲惨な極寒プラハ1週間が初まったのだった。
これはプラハ城ですがみんな寒そうな格好をしている。
これで10月上旬ですよ?
もうとにかく寒い!
ホテルの窓から。
一見ほこりが俟っている様に見える白い点は・・・雪です。。。
10月上旬で雪なんて札幌でもないっすよ。。。
さて,極寒プラハの最初のご紹介だがいかんせん何たって寒いもんであんまり外の写真は撮ってありません(汗)
その数少ない写真の中から興味深いものを・・・
プラハには歴史的に古い建物が当たり前の様にあります。
いつ建てられたかはわかりませんがなんかの大学の校舎でした。
ごく普通のレストランやアパートなのだが歴史的にしゃれた建物が普通にある。
しかしよく見ると結構ボロかったりする・・・
近くには音大がありました。
・・・と,もっと外の風景を撮りたいところだが,さすがに気温2度の寒さには勝てずに、すぐ喫茶店に入ってしまう・・・。
あまりに寒くて外に出られず(?)仕方なくデパート内散策。。。
・・・と、何やら珍しく七色に輝くエスカレーターを発見
・・・と,この日はその後,地下の生鮮食料品売り場に行き,おふくろがよっぽどあらゆる野菜や魚,パンが珍しかったらしく,「あら,このチーズおいしそうね」「あら,この果物何かしら?」
・・・とそこで数時間をつぶし,初日はデパート内観光にて一日終了。
海外まで来てなにやってんだか。。。
2009.12.11
翌日は気合いを入れてプラハ城に行きました。
光の入れ方といい,照明といい、こういうものはまだまだ日本にはないですね。
ここの教会の光の入り口は大変斬新なデザインと諸方です。
プラハ城の中でももっとも大きい聖ビート教会
この教会には数多くのステンドグラスがありました。
この作品は19世紀末に栄えたアールヌーボ芸術の代表画家のミュシャによる作品です。
他の作品とは全く異なる諸法で描かれています。
2009.12.16
極寒プラハより〜オペラ鑑賞
さて、プラハに来た理由というのはまあいろいろありますが今回の目的の一つにオペラ鑑賞がありました。
プラハは音楽の都市としても一応有名です。
歴代の有名な作曲家はこの町に何度も来ていますし,音楽会もよく行われています。
ただ、私自身はまだプラハの楽団やオペラはまだあまり聞いたことがありません。
今までの経験では・・・あまり良い印象はなかったのですが,今回直接乗り込んで聞いてみようではないか!ということになったのです。
もう一つの理由・・・それは・・・
プラハのオペラの金額の安さです。
以前ウィーンの旅行記で経験しましたが、ウィーン歌劇場のオペラチケットの高さは半端じゃありません。以前自分が取得したチケットが27,000円です。
それと比べると・・・ここプラハオペラの最高金額は・・・なんと!6,000円程度なのです。
この差はもちろん,両国の物価の違いにあるでしょう。
何たって一番驚いたのが空港からホテルまでのシャトルバスの金額です。
たったの125円。。。
ウィーンの場合は確か800円ほどはしたはず。
また海外の都市の物価で一番比較しやすいのは海外では毎日飲むミネラルウォーターペットボトル500m一本の値段です。
ここプラハはスーパーなどでは75円でした。
おそらくここまで安い国はないでしょう。
そういう意味ではプラハのオペラの金額は格段に安いと言えるのですが,問題はその内容です。
・・・というわけで,今回その金額の安さに引かれ,思わず2つの上演を見てしまいました。
題目は「トゥーランドット」と「リゴレット」
どちらもなかなか有名なオペラです。
演目のポスター
まず目を見張るのはオペラ内部の豪華さです
劇場の外の待合室は本当に迎賓館並みの豪華さです。
廊下をずーっと歩いていくと・・・
内部もかなりの豪華さです
トゥーランドットの日は平日の水曜日だったのですがなぜかかなりの大入り!
天井の装飾もかなりの物でした。
まー建物内は確かにプラハらしく,。豪華絢爛でしたが一方演奏の方はというと・・・
2009.12.27
極寒プラハより〜オペラ鑑賞その2
さて,今回のオペラの出来ですが・・・
ちょっと面白いことがありました。
実は今回はトゥーランドットの公演は水曜日で、リゴレットは土曜日だったのですが、まず始めに水曜日のトゥーランドット公演に行きました。
実はこの時のプラハオケの出来がどういうわけか、かなり劣悪で,「プラハ楽団はこの程度なのか?!」と思うほどの酷さでした。
同じく歌っている歌手達もかなり酷い人もいて,「なんでプラハはこうなの?」と不思議に思ってしまったものでした。
正直言ってどこぞの国のnhk公共楽団(?)のほうがましなんじゃねえのか?
・・・と思ったのですが,とりあえず気を取り直してとりあえずもう一つの土曜日の公演、リゴレットにも出かけました。
・・・と,こちらはこの間の水曜日の時の楽団に、指揮者も全く同じだったのですが・・・
なぜか水曜日の時の出来とは打って変わって今回は完璧に満足のいく内容でした。
・・・というより,単純に水曜日は明らかに手抜きしてたんじゃん!
まあこういうことは国内でも良く遭遇します。
例えばピアノリサイタルでも,良く前半のプログラムがかなり手抜きで酷い演奏をしていたが,なぜか後半はばっちりうまい演奏をしていたとか・・・
まあそれもそうでしょう。何たって人間ですからいつも全開でやっていたら人間壊れちゃいます。
やっぱりプラハ市民も人間だったんですね。
ただ・・・ここからは辛口にはなりますが・・・
私が2年前に聞いたウィーンフィルよりは・・・残念ですが魅力を私は感じませんでした。
というよりあまりにもウィーンフィルが多分、私の好みに合っているのでしょう。
プラハ交響楽団がけっして下手だったわけではないです。
プラハ交響楽団は国民性を反映した,非常にボヘミア感のあるいい演奏でした。
それはそれでいいと思います。なかなか国民性を反映した楽団というのは近年少ないのでそれは大事にした方がいい。
しかし・・・あの気品あふれて,洗練されたウィーンフィルには、やはり・・・何ものにも私にとっては譲れない美しさがあると思いました。
フレーズの隅から隅まで歌い上げている美しさ、絶妙のバランスで出来ている音色、優雅で気品あふれるルバート・・・。
私はこのウィーンフィルと、もう一つ,ベルリンフィルが世界の中でもっとも自分の好みにあった楽団なのですが残念なことに,ベルリンフィルはまだ直に聞いたことがありません。
おもしろいことに、ウィーンフィルを初めて聴いた時に,今までどんなCDで聞いたウィーンフィルよりも,直に聞いた本物の方が,遥かにすごかった!・・・
これは良くあることで,実際ホロビッツの演奏を直に聴いた人は「音色の多彩さはCDの演奏の何百倍の多さだった」と言っていました。
そういう意味では・・・おそらくプラハ交響楽団をあえて今後聞くことはないかもしれません。
まあただ・・・近年のウィーンフィルも結構平日は手を抜いて演奏しているとかないとか聞きます・・・。
まあどこの楽団だって生身の人間ですからねえ・・・。
ただまあ、どこぞのNS700E公共楽団(?)は、気合い入れてもあの程度ですからねえ(失礼!)
というより、どうも日本では「なんで?」と思う演奏が多い。
なんというか・・・定規みたいというか、まじめというか、あまりに正確すぎるというか、みんな同じというか、お経を上げているみたいというか、音色に乏しいというか、遊びがなさ過ぎるというか・・・
・・・って,これって・・・日本人の国民性じゃん!
まあやっぱり日本人というのは国民性を抜きにして演奏することは、もしかして無理なのかもしれません。
これがおかしいことに、どういうわけか海外留学して帰ってきた人でさえ,そういう演奏をしている人がいる。
なんで向こうで本物の音楽に接してきたはずなのに・・・やはり国民性は留学したぐらいでは変えられないのか?
確かに日本人はまじめで優秀でしょうね。だから経済大国になったわけで・・・。
でも・・・年寄りな日本人は別にして,若い人達はけっしてそういう良くない日本人の国民性を演奏に入れないで欲しいと思うのは私だけでしょうか?
もちろん、だからといって観光地で釣り銭をごまかして渡すイタリア商売人とか、大味バーガーであるにもかかわらず,それを食べて満足しているアメリカ人とか、どういうわけか未だに自分達の国が大国であると勘違いしているフランス人とかの様になれとは思いませんが・・・。
でも、もしもプラハに訪れることがあったら、ぜひオペラを見ることはお勧めします。
好みの問題はあっても,とにかく,安い金額でオペラが見れるのですから。
2010.1.9
極寒プラハより・・・オペラ鑑賞その3
さて、今回オペラの座席を見て大変面白い事に気がついたのですが、ちょっとこちらを見ていただければと思います。
ここのページの左にある大きい四角の欄の
Virtual tour play animation
という部分をクリックしていただくと、劇場の動画が見れるのですが(これを見るといかに豪華であるかがわかると思うのですが)この劇場の1階の座席を見てください。
私はこの1階座席のど真ん中を予約したのですが、よーく見ると、中央には通路がありませんよね?
ということは・・・
もし真ん中の人が外に出ようとしたら・・・すべての座席の人たちに迷惑をかけながら、もしくは座席を出てもらっていかなければ外に出られないんです。
おかげで休憩時間に自分が出ようとすると、席に座っている人達が全員立ってどいて・・・。
帰ってきて座ろうとするもんならまた座っている人達がぞろぞろとまた席を立って外に出て・・・・(汗)
通常なら真ん中に通路ぐらい設けますよね?
日本じゃこんな座席は見当たらない。
もちろん、ウィーン歌劇場だって
この様に通路を真ん中に造っている。
ミラノスカラ座だって
普通はこうするでしょ?
まあここがチェコらしい国民性ですね。
チェコという国は文化的にはすばらしいけど、経済とか政治とかはちょっと情けない部分がある。
どっかに”てきとー”という雰囲気と、作ったあとで『おっと!」という部分がある。
実はオペラの開始時間も本当はインターネットでは午後8:00開演となっていたのですが、なぜか現地のポスターでは午後7:00開演となっていました。
「なんだよ早まったのかよ、言ってくんねえと遅れちまうじゃねんかよ(汗)」
と1時間早く会場に行ってみると・・・なぜかまだドアが閉まっている。
と・・・やはり間違って早く来てしまった市民であっという間にドア近くが人だかりに。
よーくドアを見てみると・・・何やらチェコ語で開演時間らしき時間が書いてある紙が貼ってある。
近くにいる英語のわかるチェコ人にこの紙を見てもらったら・・・「開演は8時ですって!」
といわれた。
外は雪が降りしきる零下0度!
普通ならばみんな多少は怒って帰るんでしょうが、どういうわけかチェコ人はここで笑いながら一旦ここを後にするんですよね。
なんつったって”アバウト”ですよ(笑)
そういうあたりが、多分、未だにチェコがユーロ圏に入れない原因だと思います。
もっとも、チェコよりも、例えばポーランドなどはもっと歴史的に”情けない”国ではある。
いつの時代にも必ずどこかの国に占領されている歴史を持つ。
他国による戦車による侵略に対しては、軍隊ではなく、一般市民がライフル銃を持って応戦している始末。
永世中立国スイスの様に1家庭につき1バズーカ砲と1シェルターを配備されているのとは違ってチェコやポーランドの防衛は全くもってお粗末である。
そのあたりがヒットラーがスイスに手を付けず、ポーランドやチェコはあっという間に落とせた理由でもある。
国というものは経済、政治、軍事がきわめて発達していないと、あっという間に他国に占領されてしまう。
いまでこそ、ドイツという国はかつての戦争においては非難されている国ですが第2次世界大戦の時には立場は逆で、富国強兵でなければ生き残れない時代だったのだ。
何が大事で何が正義なのか・・・なんていうのは時代によって違うわけで、現在は帝国主義、独裁国家なんていうのは北朝鮮程度でしかないのだが、そんなの数十年後にはまたそういう時代が来るかもしれないのだ。
日本も富国強兵、憲法改正をしないと、北朝鮮と中国がタッグを組んで攻めてきたら、あとかたもない。
まあ、話はそれましたがホテルでもちょっとも面白いことがありました。
トイレなんですがね・・・
よーく見ると・・・変形してますよね(笑)
たぶん職人が「まいっか!」・・・と言いながら作ったかはわかりませんが。。。
2010.2.7