いやね、だからなんなのこの世界?って時々思ってしまう。

これはこの間の大人の引き合い発表会の時に借りたホールで終了後に録画したものです。

(本番は失敗しました・笑)

それでそのyoutubeを自分のチャンネルに上げてあるんですけど・・・

まあ演奏の内容自体はどうでもいいとして(?)

これ、色々さらに演奏内容を何某か改良したとしてね・・・

それでもう一度最高の内容を上げたとするじゃないですか?

で・・・それやったから・・・なんなの・・・と思ってしまう。

クラシックは誰が弾いてもそこそこ、この程度の演奏は誰でもできると思います。

まあ少なくとも私の様に60年近く弾いてりゃ誰でも100%この様に弾ける(笑)。

まあ確かに60年はちょっと長すぎるけど(汗)まあ真面目に10年は練習してりゃ100%誰でもできる。

所詮クラシックなんてその程度の内容。

何一つオリジナリティーはない。

そんな世界になんでこれだけのプロピアニストがしがみついているのか時々わからない時がある。

誰が弾いたって所詮、センス良ければそこそこ同じ内容になる。

私は正直・・・あまり魅力を感じない。

やっぱり自分はJPOPでもいいからちゃんとした作曲家を目指した方が良かったかもしれない。

「自分はクラシックピアノの芸術家である」とか言ってるピアノ講師とか見ていると

「アホかお前?玄関前の掃除を完璧にやっただけだろ、そんなの?」

と思ってしまう。

芸術家で偉大なのはその曲を作曲した作曲家、ショパン、ラフマニノフ、シューマンでしかない。

人の曲を弾いていて何一つえらいことも、威張ることもできない。

私の言ってること、変ですかね?

そういえば・・・高倉健も

「自分がやっていることは何一つ人に自慢できることじゃないし、誰でもできることです。本当は他の仕事をしたかった」

と言っていたし、坂本龍一も

「自分は本当はこんな作曲家なんて誰でもできる仕事、やりたくなかったんですよね。ただこれしかできなかったから」

と言っていたのを覚えている。

同じ様な感覚なのかね?

ただまあ・・・趣味のピアノ学習者が一生懸命、好きなクラシック曲を練習するのはとても良いことだと思います。

所詮クラシックは趣味で弾いている人たちのための世界だと思っている。

他人の曲の楽譜を持ってきて弾いて楽しむ、これは確かにJPOPの楽譜を買ってきて弾くのと同じだと思っている。

そういうことのためのクラシックの世界だと私は思いますよ?

一方で私たち講師も含めて、どんどん自作の曲を発表していかなkと本当はダメなんだと思う。

もちろん有名な作曲家に比べたら私たちは陳腐な曲しか作れない、多分(汗)。

でも・・・そうやって第2のショパンとかリストを生み出すことを推進しないといずれこの世界は廃れる。

ジャズの世界ではスタンダードもあるけど、自作曲もめいいっぱい作っている。

そういうのが本来の音楽家だと思う。