いよいよピアノのコンディションの維持が難しい季節になりました。

今日とかって、結構湿度が低かったと思います。

太平洋側のところは大概、この時期、寒くなると湿度もかなり下がります。

これがピアノにとってくせもので、湿度が下がりすぎると間違いなく音が悪くなります。

一般家庭って普通はエアコンで暖房しているとは思うのですが、これだとさらに湿度が下がって多分に音が悪くなる。

なので加湿器が必要になるかもしれないのですが、あれって結構電気食うんですよね(汗)。

300Wぐらいなんですかね?24時間つけっぱなしだと、それだけでも結構な電気代。

なので私はこの時期、石油ファンヒーターを使います。

灯油は燃やすと二酸化炭素と水に分解されるので、これで水分をある程度補うことができます。ただし、ピアノが冷えている時にファンヒーターを使うとピアノ内に結露ができるので、まずはエアコンで部屋を温めてからにした方が良いと思います。

ファンヒーターもあまり強力に火力を強くすると、それもまた加湿がひどくなって湿度が上がるので、使う際はよく湿度計を見ながらやると良いです。

どちらにしてもピアノが冷えていると結露が簡単にできるのでピアノの鉄骨を触って冷たいかどうかで判断した方が良いですよ。

でも最近灯油が結構高いので、果たして加湿器を使う方と灯油を使う方と、どちらがコストが安いかは分かりません(汗)

実際にはファンヒーターは手を温めることができるし、感覚的に足元が暖かいので、私は結構重宝しているのですが・・・。

湿度はそのピアノのコンディションによって良い音が違うと思うので、自分のピアノのコンディションをいつも測ると良いのですが多分どのピアノも、45〜55%辺りが良いのかなあ?

どちらにしても・・・嫌な季節がやってまいりました(汗)。