すごい政治家が亡くなったものだなあ。

石原慎太郎・・・まあ私の世代の人間ならよく知っている政治家です。

政治家ってなんとなく、今の岸田総理のような、言いたいことを言わずに何か、モゴモゴと、遅れて発言する人が多いような中で、この人ほど強烈な人はいなかったんじゃないのかな?

まあ発言内容に賛否両論はあるんだろうけど、裏の計算なしに言いたいことをズバッと言うことは政治家にとって大事なんじゃないのかな?

それがやっぱり国民に「そうだよその通りだよ!」と言わせる内容なんだから、そこがすごい。

思い出すだけでもいろんな発言があったんですが・・・

「三国人」「シナ人」「政治家が靖国神社を参拝して何がおかしい?」「ディーゼル車都内はこれから規制」「国が尖閣を買わないから東京都が買う」

只中にはすんごい発言もあって都知事選の時に小池知事に対して

「大年増の厚化粧が(候補に)いるからなぁ」

・・・って言う発言してるんですよね(汗)

ああそうそう、田中真紀子議員が落選したときは

「私は彼女から”暴走老人”と言われましたが、今度は真紀子議員が落選して”老婆(ローマ)の休日”だそうです」

でも中国に関しての発言はどれも中国に対しての批判だったけど、あの当時はまだ誰も中国に対しての批判はあまりない時代に率先して批判していました。

当時はやりすぎなんじゃないかと思ったけど、時代を先取りしているところがあって、今じゃみんなが中国を批判するのは当然だけど、あの当時からそう言い続けたのはすごいんじゃないのかな?

政治家だとみんなオブラートに包んだ発言ばかりだけど、石原さんの発言はすごくわかりやすかった(笑)。

そもそも私のような世代は学校の歴史では

「日本は中国に侵略をして、正義のアメリカが日本を叩いた」

「日本は防衛費が増えて軍事大国になっているから良くない」

「靖国神社にはA級戦犯が祀ってあるから政治家は参拝してはいけない」

「君が代は一億総玉砕を讃えている歌だから歌ってはいけない」

と習ったけど・・・どれも間違いじゃないですか(笑)

アメリカはハワイに侵略して強制併合したし、イギリスはアヘンで清国を騙して香港を取ったし、日本の防衛力があるからロシアと中国は攻めてこないし、君が代は古代の和歌だし、戦勝国が裁いた東京裁判って何?。

そう言うことを大人になってから少しずつ誰もが真実を知るようになる。

でもそう言う大事なことは左翼的な学校は教えてくれない。

そう言う時真実を発言する政治家がいないと若者はわからないんじゃないのかな?

石原慎太郎のような政治家はもうこれから出てこないのかもしれない。

仕方がないので・・・せめてピアノ界では私が問題発言をしまくってピアノ界の石原慎太郎になりたいと思います。