生徒に関してはいつもモチベーションに困るのが普通である。
なんたってやる気を持ってもらわないと、練習がはかどらない。
なのでどうやってやる気を持たせるかが鍵なんですが・・・いやそうは言ってもね(汗)。
とある生徒がモーツァルトの曲を練習していて、まあまあ仕上がってきたから
「次はなんの曲弾こうか??なんか弾きたい曲ってない?」
というと、大概他の生徒だと「ない」と言われるのが一般的なのですが昨日は
「一応、候補を上げてきました!」
というんで・・・へー珍しいなあ。一体どんな曲の候補なの?、と、聞くと・・・
「スマホに音源ファイルがあります」
と言って色々音源のページを見せてくれた。
ふんふんなるほど・・・よく見つけてきたなあ・・・という感じで・・・
ラフマニノフ、鐘・・・ベートーベン、後期ソナタ・・・・ショパンワルツ・・・ブラームス、インテルメッツォ・・・
指でその候補をシャッ、シャッ・・・と動かしてさらに左に指でスワイプすると・・・
最後に出てきたお気に入りの音源ファイルページが・・・
はあーん💖なるほど(笑)。
BTSねえ(笑)wwwwww.
でもまあ中学生とかならそれが普通なんじゃないの?
大体中学生で「クラシックに凝ってます!」っていうのはキモ悪である。
そりゃそうでしょ。若い子にクラシックを気に入ってほしいということ自体が無理がある。
だから現代のKやJ-POPに入れ込むのはごく普通。
私はそういうことに意見は挟まない。
それどころか、私の生徒のように
一生懸命JPOPに入れ込んでプロを目指すのは大歓迎です。
現代の人間なんだから、現代の曲を好きになって歌わないとね。
ただプロを目指すんだったら、クラシックの方も勉強した方が良いよ、とは言っています。
参考になること、プラスになることは山ほどあるから。
あ、それから・・・
BTSもいいんですけど・・・
クラシックじゃないけど、1900年代にも参考になる良い曲はいっぱいあるよ。
これらはブラックミュージックだけど。
大事なことは、好きな曲はどうして自分が気にいるのか?どういう秘密があるから、気にいるのか?を探ること。
それがクラシックでもJPOPでも共通している秘密。
それを探れないと、ピアノも歌もうまく歌えない。
そう考えたら本当はクラシックもJーPOPもそれほど大差ないんだけどね。