どんな時でも奏法は科学的に考えないと(汗)

私のかかりつけの病院って私の元生徒とその親が経営しているクリニックなんです。

全ての成人病予防を健康診断を通して予防してもらっているんですがこの間私が服用している薬をそろそろ辞めても良いといいう話だったんです。

なんでも身体のPHが酸性だったのでアルカリ性に戻す薬だったらしい。

アルカリに傾いたのでやめても良いという話ですが・・・

なんでも薬の成分がクエン酸が含まれているらしい。

で・・・

「え?でも身体最近疲れるんだけど、クエン酸服用すると身体の疲れが取れるんでしょ?」

とその元生徒に質問したら

「え?そんなことないですよ・笑。アルカリ性に保つから疲れが飛ぶとか、そんなのデマに決まっているじゃないですか・笑。酸性に傾いているとさまざまな病気になりがちになるんです。先生の場合は尿管結石が起こりやすくなる。かと言ってアルカリになりすぎても病気になります。」

あーそーかー。

そりゃそうだ、闇雲にクエン酸を服用したから身体の疲れが取れるわけじゃない。

西洋医学では全ての医学は科学的に考えるんです。

だから多分”サプリ”などというものには否定的で、病気を予防するんだったら、血液検査から始まって全てのスキャン(CTやMRI、超音波)を通して病気を発見していく。

西洋医学は本当にその辺り、かなり医学的に進んでいると思うんです。

それを信用しないでがんの時に変な治療を信用する人がいるじゃないですか?

どこぞの昔の故・女性芸能人が金の延べ棒をガン患部に当てて治療とか。

西洋医学が「手遅れ」と言ったら本当に手遅れなんだと思うし「この治療で治ります」と言ったら信用した方が良いんです。

もちろん「もう手の施しようがない」と言われたらなんですが・・・汗。

だから闇雲に素人考えで病気とか疲れを克服とかって意味がない。

同じように・・・

某奏法一派とかは音色の変化には

「体から波動が出ていてそれが指先に伝わる。それがピアノのハンマーや弦に伝わるから音色が変化する。音色を変えたかったらその波動を操作すると良い。」

とか

「弾いた後で周りの空気をかき混ぜるとさらに音色は変化するんです」

とかって言っているんですが(汗)

本当に奏法に関しては科学的に考えないといけない。

もちろんそんなの当たり前なのですが(笑)。

それを信用する生徒や講師も講師。はっきり言っておかしい。

私だって音色の変化においてはわからないこともある。

例えば、ハノンを弾いてもどうやっても音色の変化はできないのですが、それが曲になると途端に音色の変化が起きる。

これって・・・多分脳に原因があるんだろうと思うんですけど。

だからと言ってオカルトな話に持って行っても結局は解決にならない。

いつでも奏者は科学的に考えないと結局音色も奏法も解決しないと思いますよ。