適任というのは仕事内容ではなく、あくまでも世間受けです。
仕事を考えたら大臣を降りないといけないんだから、本人にとっては甚だ迷惑な話。
でも国民のための国会議員だからねえ・・・。
もし本当に橋本さんが会長になったら、今後テレビで橋本さんが携帯片手に話している時は、話し相手は間違いなく・・・森喜朗(笑)。
さて・・・本題に入ります。
これから春になって人生の岐路に立つ人が出てくるのでしょうけど・・・
私の関係でも音楽関係に進む人が多少出てきます。
他の人と違ってスペシャリストに向かうか否かは、本人の判断です。
一見スペシャリストとかって・・・
なんか格好良いように感じるかもしれませんが・・・。
格好良くはないですね。まさに人生の岐路です。
良いことも悪いことも起きる。
そして・・・自分だけが頼りになる世界になる。
私は思うんですが、本来なら一般人として人生を送ったほうが良いです。
普通に就職して普通に家庭を持って普通に歳をとって死んでいく。
ひょっとして退屈で何の代わりもない代わり映えのない人生かもしれませんが、そう思えるだけで幸せだと思いますよ。
人生は普通が良い。
こんな夢、あんな夢・・・それは蜃気楼のような、淡いかげろうにしておいたほうが無難です。
やろうと思えば私は(俺は)こうなれたんだと・・・嘘でも思っていたほうが幸せです。
夢を現実にしようなんて・・・その世界に入ったら・・・地獄も味わうことになる。
何かを成し遂げた人が、何の苦労もせずにトントン調子で上り詰めた人なんて誰もいない。
いたらそれは頭が気狂いで変なんですよ(笑)
つまり、死に物狂いの努力とか、辛さを感じない人間。
多分熱湯を被っても、わからないような、神経が麻痺している人間なのです。
それか完全にマゾ人間ですな(笑)
新庄剛志とかってそうなんじゃないのかな?そういう天才人間。
他の人と違う人生を送るか否かはその人の自由。
私も音楽の世界なんて自分から絶対誘わないし、勧めない。
来たい人だけくればいい。
ただしこの世界に入っちまった人間は・・・
苦しみも含めて楽しいことばかりではあるけど、まっとうな人生は送れないと思った方がいい。
成功しようがうまくいかないだろうがそれは関係ない。
成功して幸せになれるかと思ったら、それは大間違いでしかない。
しかも世間で成功と思っても本人はそう思うかどうかはわからない。
逆も然り。
全く異次元の世界だから、とても一般人には勧められない。
ただその異次元の世界は・・・お金も名誉も名声も、尺度として存在しない。
そもそも価値基準がかなり違う。
アントニオ・ガウディが乞食になりながらサグラダファミリアを建設したり、晩年のベートーベンが同じく乞食になりながら最後のソナタや、ミサソレムニスを書いたり・・・。
大体こんな作品を作る人が一般家庭を育めるわけがない(笑)
それが単に本人の勝手なエタ好みの風変わりな行動による成果の結果なのか?
それとも神の子であったのかは?・・・わかりませんが。
さて・・・そういう世界とは別に・・・私は・・・?
いつものようにコーヒーとお菓子を夜な夜な、味わいながら人生を送っております(笑)
何も生まずに、何も足さずに、何も変わらずに(笑)