このページを見ると色々とわかります。
まず・・・
平均点等が高い人の演奏は・・・正直つまんない演奏が多いwwwww(笑)
いやほんと。
ただcanadaのJ J Jun Liは特典がピカイチに高いのですが、私は好きな方です。
でもそれ以外はね・・・。
そしてもう一つ言えることは・・・
ピカイチに平均点が高い人の成績表は実は、それぞれの点数は決して高くないということです。
最高点は25点なのですが、平均点が高い人は決してオール25点ではなく、21点前後で「まあいいですね」という評価であること。
人によっては25点もあれば16点という低い点数がついている、つまり評価がバラバラであるということ(スペインのGarcia Garciaなどはその曲型的な例)
結局、よく言われているのですがコンクールで上位に入るためには、
「最高にうまくはないけど、そこそこうまい」
という演奏に徹しないといけない、ということ。
何某かの特徴があると、それは落ちやすくなるということ。
これはコンクールではよく言われることではありますが。
もちろん、特徴のある演奏はとりあえず最後まで残るのですが・・・
でもある先生が満点をつけても隣の先生は低い点をつけるというあたり・・・
結局は自分の思った通りの演奏をするしかないという結論に至るわけで(笑)
もう一つ・・・
日本では、本選まで残った人は全員ロシアピアニズムの先生に習っているから今回もロシアピアニズムの教育の勝利だとか言ってる日本人のアホが結構いる(笑)。
確かにみんな最低一人はロシア人の指導を受けてはいますが・・・(んなこと言ったら私もそうです)
でも本家本元のロシア勢は・・・全滅ですwwwwwwww(笑)
しかもロシア国の参加者が就いていた先生たちはそれこそ、錚々たる超有名な先生ばかりのオンパレード。
それでいて、この成績です。
本家ロシアが壊滅でなんで「ロシアピアニズム」の勝利なのか?笑。
よく考えて欲しい。
ピアノを習っていれば必ず一人ぐらいは数の問題等でロシア人の先生のレッスンは受けるのは当然。
もちろん確かに一時期はソビエト時代に、国家の絶大な援助を受けてピアノ教育レベルは群を抜いていました。
でもソビエト崩壊後、ロシアとなって全く国家からの援助が受けられなくなったロシアの教育レベルは壊滅状態です。
加えて、ソビエトでは確かに音楽教育は進んでいましたが現在では世界的にはあちこちの国でレベルがロシアより優っている。
それが今回のイタリア、ポーランドからの多数の2次予選進出者の結果だと思います。
私も6年前のポーランドの現地のレベルの高さには驚いたものです。
ロシア人だから優秀で群を抜いている内容というのはもう30年前のソビエト崩壊前の過去の遺物でしかありません。
つまりロシアだから独特の指導やテクニックをしているというわけではない。
それが今回証明されたというか・・・。
つまりは・・・どこぞの国だからとかいうのはもう意味がないです。
それ言ってたらロシア人全てが優秀となるけど本当は違う。
現代はもはやグローバルな状態なので国家とか人種はもう関係ないんですよ(笑)。
その人物、その教師が誰かであって、それがロシア人なのか?アメリカ人なのか?ポーランド人なのか?フランス人なのか?
・・・でもそういうのも意味ないっす。
それって逆に言ったら人種差別に繋がる。
いつまでもロシアを崇拝してるっていうのはまるで一時期の巨人ファンとかと変わんないっす(笑)
長嶋茂雄さんも松井秀喜も、もう巨人には、いないんですから、過去の栄光を語るのはもうやめましょうよ(笑)