これが60歳になった私の実感です。
今、若い頃に練習した曲をいくつか今度収録しようと思って練習しているんですが・・・
若い頃は力任せに弾いていたので弾けなかったんですが、今弾いてみると、なんだあそこもここも力が入っていたんだなあ、と思う部分が多くあります。
重量(重力)奏法というものは、頭でわかっていても体がまだ力が入っている、ということがとても多いんです。
なんだまだ抜けるんだ・・・という感じです。
それをどんどん抜いて・・・そして弾き方においても右手で技巧的な曲はどんどん左手でも補って弾くとか・・・
そうやっていくと、今まで難曲だなあ・・・と思っていた曲が実はそうでもなかったということが多い。
なのでロシア奏法連中のようにあちこち力を入れて弾くというのは最悪です。
正直、力任せで弾く癖が抜けないし、筋肉痛、ジストニアになる可能性が高いです。
実際あそこのトップはいまだにジストニアでしょうし。
