この演奏を世紀の大天才による名演とするか?それとも空気を読めないコンクール参加者ととるか?
某重力もしくは某・ロシア奏法指導者は
20世紀に一人出るか否かの逸材・大天才ピアニスト
というらしいけど・・・
いや・・・単なるアスペルガーピアニストだと思いますよ(笑)。
実際モスクワ音楽院では彼はかなり異端視されて嫌われていたらしい。
そりゃそうです。流石にモスクワ音楽院でもこういう演奏は❌です。
ショパンの曲を弄ることにおいては大天才だと思います。
でも・・・それはクラシックじゃない。
ショパンアレンジ奏者、というならそうだけど・・・
この演奏はもはやクラシックじゃないです。
こういうことをもし肯定してしまうとクラシック界は大混乱になる。
誰もが勝手な編曲をし始めてしまう。
そしてそれが・・・1800年後半〜1900年前半だったわけです。
クラシックは残念な判断だけど・・・曲を弄ってはいけない。
まあ一般の学習奏者はそれで構わないけど・・・。
一見残念に言えるかもしれないけど
クラシック演奏は自分ができる範囲は限られているんです。
完全な復元演奏なんです。
作曲家も正直それを望んでいる。
こう言う演奏をショパンは望んではない。
そうでなければ、楽譜にいろいろ指示を書き込まない。
バッハみたいに何も書かない。
それを逆手にとって
「バッハは自由に弾いて良い!」
と言う指導者がいるけど・・・
だったらそう言うやつはクラシックじゃなくて、ジャズ界に行ったほうがいいと思う。
ジャズはそう言うことは許されている。
なんかどれもすごく上手くて楽しい(笑)。
ここにはぎょうさん、ポゴレリッチがいる(笑)。