ポゴレリッチ+グールド+ホロヴィッツ賞

何度聞いても魅了する演奏がよくある。

しかし何度聞いてもどうして魅了するのか結局わからないこともよくある。

自分が取り入れようとしてもできない。

それが彼の演奏。

天才の演奏は絶対真似してはいけない。

やれば野暮な演奏になる。

それがホロビッツ、グールドの演奏。

この二人の演奏を真似ることは誰もできない。

やると必ず野暮な演奏になる。

彼は多分、今回21世紀のポゴレリッチになって今後活躍すると思う。

ただもっとも恐れることは、彼が今回の結果に恐れをなして大人しい演奏に変わってしまうこと。

世の中には大きいコンクール経歴がないのに有名になるピアニストがよくある。

ユジャワンも確かその一人だったはず。

まああんまり好きじゃないけど、ランランもその一人(笑)

彼もその一人に仲間入りして欲しいと思う。