うーん・・・
例のお寿司君こと、京増修史以外は・・・うーん・・・・
と言う感じです。
もちろんかなり上手い人もいました。
なので多分、2次ぐらいまではいけるとは思うのですが・・・
本当にとても上手くて、綺麗な音で・・・でも・・・
多分・・・背景感というか・・・バックの音楽がないというか。
それって詳しく言うと、ダイナミクスなんです。
だからって適当にダイナミクスをつければ良いのではなくて・・・
本当にどう言うショパンの表現をしたいのか?どう感じたのか?
それがある程度わかっていれば自ずとどう言う強弱をするべきかわかると思うんです。
それがわかっていてできないのか?うまくいかないのか?わかりませんが。
もちろんそれってかなり難しい。自分が弾いていても難しい。
正直日本人の演奏はその辺のプロのリサイタルより遥かに上手いです。
でも・・・これはショパコンなんです。
世界一レベルの高いコンクール。
そこが・・・簡単じゃない(汗)
私も経験あります。
自分が弾いて・・・となりでポーランドの先生が弾く。
おお!そういう音楽か!!
そして今度は自分がひく。
でもできない(汗)。
あの当時は先生の演奏音楽の追っかけの様なことをやっていたんですが・・・
それは手遅れで違うんです。違う違う。
自分の中でその音楽が生まれないといけない。
なので今だったらわかる。ある程度できる、表現できるんですが・・・
それがあの若い年代でチヤレンジしてある程度できるのは正直、驚愕的なことなんです。
だから辛辣なこと言ってますが・・・みんな若いんだから、頑張ればええと思います。
京増修史さんも前回より今回の方がよく表現できている。
そして勝手にそれが一部のわからんロシア連中が言うように
個性がある!
と勘違いしないことです。
そうじゃなくて、ショパンをよく理解しているんですよ。
ロシア奏法連中にはわからんと思うけど。