このアルバムは知りませんでしたが、ほとんどをピアノで構成されています。
最初の曲は完全なPOPS系の有名な曲ですがそれ以外は完全に現代曲の分野でしょう。
でもメシアンとかのようなわけわからん理解できない曲とは違って、私はすごくこの人の曲は興味を惹きます。
なんていうか・・・すっと入ってくるというか。
もちろん一般人がこの手の曲を気にいるかは分かりませんが。
ラフマニノフは当時、クラシック界からは非難されっぱなしでした。
何一つ革新的な内容がない。折衷主義でクラシック作曲家としての価値はない。
当時はそういう批判ばかりでしたが・・・。
まあ今でもそういうふうに批判する人もいます。
芸術というのはアカデミックな世界から支持されて初めて価値があると取るのか?
それとも大衆から支持されて価値があると取られるのか?
ちなみに私はアカデミックな世界に興味はありません。
自分が楽しめないのに弾く、聴く気にはならない。
昼間はなかなか自分の曲の練習で手一杯なのですが、もう一度作曲の方も頑張ってみたいなと最近では思っている次第です。
これも現代曲風ですが・・・すごい内容。
世間は何を持って芸術と取るかは知りませんが。