小山田圭吾氏問題にあえて物申す。

この問題は一見、正当性を持って彼が全面的に悪いと言う判断のようですが、私は違う判断です。

もちろん彼が27年前に雑誌に書いたことは間違いなく間違った内容で、それ自体は本人が謝罪しなければならないことだと思います。

しかし、この事例は27年も前の話です。

人間27年も前の若い頃ならば、自ずと未熟な面はあるはず。

1994年といえば、ビートたけしがブラックジョークを言っていた時代だと思うのですが、そういう流れでやってしまった、という感じはあるんでしょう。

もちろん、許される内容じゃないですが。

誰だって27年間も生きていれば、失言の一つや二つはあるでしょう。

27年間も生きていれば必ず人間、汚れた部分の一つや二つは出てくる。

誰にも言えないような失敗や、後悔、懺悔しなければならないことはある。

ないと言うんだったらそれは「神とキリストとブッダ」以外あり得ない。

もちろん今回の内容はあまりにもタイムリーで(笑+汗)そりゃ関係者は「まずいっすよ・汗」と思うのは当然。

ですが・・・27年前の過ちでその人の一生を否定するのはどうかと思う。

それすなわち、小山田圭吾氏は一生音楽界ではもう表舞台に出るな、と言うことになる。

誰もが気がついていないかもしれないけど、今回の一連の動きは間違いなく

小山田圭吾氏に対しての

「逆いじめ」がある。

本当にこのニュースを見て本気でみんな「聖人君主」のつもりで言っているのか?

どこかに「いじめ」の精神はないか?

ワイドショーで人の不幸を笑っている国民の顔が私には見える。

それはどこかで日々のストレスを芸能人の不幸を見て発散しているように見える。

加えてこのニュースをいったいどこから探してきたんだが知らないけど、すっぱ抜いたスポニチの編集者たちの正義感という表向き看板の「してやった」と笑う顔が見える。

同じような問題に日本のアジア諸国に対しての侵略の歴史がある。

韓国も中国もいまだに日本を許していないけど、そんなことやっていたら千年経っても事態は変わらない。

この間なんか韓国チームが豊臣秀吉の朝鮮半島進出に対しての抗議があったけど、次は聖徳太子の「日出る処の天子、書を没する処の天子に致す」なんて内容でも中国は載せるつもりか?(笑)。

芸能人に美川憲一という人がいる。

確か若い頃に大麻をやってしばらくの間、芸能界で干された時期があったはず。

今はそんな事実がないほどに信用を回復しているけど、スポニチやら週刊新潮やらが30〜40年前の不祥事を暴いたら・・・どうなっちまうんだろう?