料理とピアノ(主婦の料理とプロシェフの料理の違い)

え?今度は料理とピアノの話ですか?

はい(笑)。料理です。

しかも主婦をディスる話ですかぁ?

いやディスるというよりは・・・真実です(汗)。

まず、料理ですが・・・私も結構します。

と言っても短時間でできるものばかりですが(汗)。

ただし料理は全てレシピ通りです。

ほとんどの料理はレシピ通りに作れば大概は上手く作れます。

上手く作れなかった場合は多分、レシピを守っていないか?もしくはそのレシピ自体がよくない内容かだと思います。

そして・・・本物のプロシェフは大概自分で料理を作ります。

つまり完全な創作料理です。

ピアノで言えば・・・

主婦のレシピ通りの料理はクラシック演奏。

プロシェフの料理は作曲家の作品です。

それって私から言わせれば・・・

主婦のレシピの料理=クラシック演奏って・・・本当は楽譜通りに弾けばできるはずなんです。

もちろんそこに多少のセンスや才能が必要・・・な訳ないじゃん!!(笑)

そう言う人ってインチキと思って間違い無いです。

「私の指導は世界一の⭕️しあんピアニズムだから、最高の別格な音色と演奏ができる!。ゆえに巨匠レベルだから私の指導を受ければあなたも巨匠レベル!

とかって・・・笑。

いやいや違うでしょ?。

あ・・・言っておきますが⭕️しあんピアニズムって・・・

あま〜い音楽を指します(笑)

話を戻しますが・・・

所詮音楽なんて楽譜通りにそして、あらゆる人の演奏を聴いて自分の中で養うもの。

学習者はなかなかその音楽が養わないけど、そんなもの、無数なる演奏を聞けばいずれは自ずと養っていきます。

世にいう評論家とかは、演奏はできないけど、その養ってきた音楽の聴いた量が半端じゃ無いと思います。

加えて、多分聞くのが大好きなんだろうとは思いますが。

ピアノ演奏って・・・音楽は誰でもいずれは頭の中では作れるようになります。

でも・・・それを演奏するのは至難の業。

そこでテクニックが重要になるんです。

五目中華丼・・・

それを作るにはそのイメージの味と具材と調味料・・・

レシピ通りに作れば必ず作れます。

同じです。クラシック演奏も。

ちなみに・・・

頭の中で作られる音楽は大体誰も同じになると思います。

それはつまり・・・作曲家の頭脳と同じ考えになるということ。

そんなの信じられないかもしれませんが・・・

ショパンだったらショパンの頭の中で考える音楽とは同じにいずれ、あなたも成れます。

同じ人間なので。

なので一部で「ショパンピアニズム」とか言っている奏法団体がいますが・・・それって・・・

本当のショパンを知らないからそう言うのだと思うんです。

ショパコンではその頭の中にある音楽がショパンと寸分狂いなく、そしてテクニック的に完璧に表現できたか?

それを競うコンクールです。

個人の個性を競うコンクールでは無いです。

もし個人の個性を競うんだったら・・・

どうしてこの人は優勝しなかったのでしょうか?

ショパンが思っていた音楽を表現することほど難しいことはないです。

ショパン自身も「難しい」と言っていたほどですから。

誰もが楽譜に書いている音楽を全て表現できるように練習すること・・・

これが主婦のレシピ通りの料理と同じという由縁です。

決して難しいことではないです。

もちろん頭の中では簡単ですが(汗)。

それにしてもプロのシェフはすごいと思いますよ。

やっぱり最初から考案して作るのはすごい才能だと思います。