無力感

時々、人生とはなんて虚しいんだろうと強烈に感じる時がある。

そういう時は甚大な無力感に襲われる。

所詮自分はこの程度だったかと、苛まれる時がある。

人間は時に様々な幻覚、幻想に取り憑かれる時がある。

良い幻想も悪い幻想も。

悪い幻想を見てしまうときは、気にせずにまた明日頑張れば良いのだが・・・。

なかなか辛いものがある。

これだけやって、なんだこの程度だったのかと。

しかし、そこで落ちぶれずに、一応何かを残して、この世を去りたいものだ。

きっと歴代の作曲家や演奏家は自分の記録、作品を残して、「これだけのものを作ったんだから、後世はきっと見直してくれるだろう」と思うに違いない。

それだけの力量がみんな入っている。

ある画家が言っていた。

「自分の作品には時限爆弾が仕掛けてある」と。

それは後世がいつか理解してくれるだろう、という意味。

すごいなあ。

そう言えるように頑張らないといけない。

ただ人生と時間を無駄に浪費することほど、くだらないことはない。

どうしても自分は無駄が多すぎる。

自分の生徒はよく頑張っているというのに。

よく頑張ってるなあ。

まあだいぶジャンルが自分と違いますが(笑)

でもよく出来ている。