ん?何ですか?
ひょっとしてこの間の発表会で中学3年が難しいショパンのエチュード木枯らしと大洋をインテンポ、ノーミスで弾いた生徒のことでっか?
・・・いや・・・違います。
そんな人、世界中にごまんといまっせ。
そうではなくて・・・
曲目は流石に本人を確定してしまうんで書けませんが・・・
実はですねえ・・・
発表会の1週間前なんですが・・・
実は・・・1週間前でな何と!!譜読みをしている生徒がいたんです。
しかも曲はかなり難しい曲です。
ギロックとかフンメルとか言う子供向きの曲じゃないんです(汗)。
子供用の簡単な曲じゃなくて普通の名曲です(汗)。
しかも1週間前ですよ!・・・最後のページとか・・・15分間かかって譜読みしてるんです(汗)。
「お前!どーすんだ!もう出られないじゃないか!!。辞退するのか?」
・・・と聞くと・・・
「いえ・・・出ます」
「どーやって出るんだ!?これで出るのか?なんでお前のために舞台時間を20分も設けないといけないんだ!!」
そう・・・何と!・・・1曲弾くのにこの時点で20分もかかっているんです!。譜読みができていないから。
7日前ですよ!
しかもそれが3人!!。
合計で60分も演奏時間をさらに設けないといけない(汗)。
どう考えてもこりゃ3人とも辞退してもらわないと困る(汗)。
ですが・・・この3人、「出る!」の一点張り(汗)。
「仕方がない・・・本番まで毎日レッスンに来い!」
・・・でもまあ・・・こりゃ無理だな。どう考えても譜読みは完了しない。
それが・・・
どう言うわけか・・・
この7日間であれよあれよと言う間に譜読みを完成させて・・・そして・・・
どう言うわけか・・・
当日本番は・・・暗譜で弾く・・・つうんです。
「無理に決まってんだろ!ここまでは奇跡が起きたけど・・・暗譜は無理だ!やめとけ!大失敗する!!」
ところが本人たちは・・・
「暗譜で弾きます・・・」
まじか(汗)絶対舞台が大混乱に陥る(汗)
もう知らん!!勝手にしろ!!。
・・・のはずが・・・
どう言うわけか・・・
ほぼノーミス、インテンポで完全暗譜で弾いてしまった(汗)
何なんだこいつら?
こいつらバケモン(汗)。
まさか・・・
自分の発表会に世紀の大天才が3人もいるとは・・・
知らなかった!!汗。
でもまあ・・・音楽的にはまだまだ改善の余地がありました。
そりゃそうです。ほとんど譜読みのチェックで済ませて音楽の指導はあまりしていませんでしたから。
それでも・・・どう言うわけか・・・えらく様になっている演奏だった(汗)。
ったく・・・汗。
これだから子供は恐ろしい(汗)。
悪いけど、こっちも心臓に毛が生えてないと体がもたない(汗)。
こいつらにとって練習とは・・・
たったの7日間だけでオケ!(汗)