昔から良くテレビで言われていたじゃないですか?
「野茂英雄はね、体のウェイトが重いからね、重いボールを投げられるんですよ。だからバッターが打てない。大谷翔平もね、もっとウェイト増やさないとね、ダメだよあの体重は、もっと増やせばすごく重い球投げられるからね、バッターの球がとばなくなる」
時々こういうアホな解説者が言っていることがある。
体重が重ければ、質量の重いボールを投げられる。だからバッターは遠くに飛ばせないし、ヘタをするとバットを折ってしまう。
逆に体重の軽い選手が投げても羽のような軽いボールしか投げられないから、いくら速い球を投げても、すぐ打たれちゃう。。。。。
これ、よく考えば、馬鹿馬鹿しい内容である。
単純に物理を知らないだけ。
もちろん、例えばボクサーだったらこれは”あり”です。
ボクサーはその体格によっては重いパンチを持ち味にできる。
なぜなら、重い腕、ヘビー体格で相手を直接殴るのだから。
ピッチャーとボクサーの違いは何?って・・・そんなの頭を使えばわかる話。
でも・・・ピアノ界でもおかしな話はよくある。
「体重が重くて腕が重ければ、それだけ重い音や、音色が艶のある音が出るようになる。だからロシア人のような体格の人は音色が素晴らしい」
これはロシアBOSSの発言だけど・・・
全くもってピアノ教師なんてこの程度の頭脳、科学力でしかない。
別にこんなこと、ここで解説はしません。
でもそれを信じる人は勝手に信じればいい。
その代わり、周りから馬鹿扱いされることは間違いない。
「ピアノ講師って偏差値が低かったからピアノ講師にしかなれなかったんでしょ?」
と(汗)。
まあ私においては・・・事実ですが(汗+笑)
野球におけるボール=ピアノの鍵盤、およびハンマー。
そう考えれば良いだけの話です。
しかし最も大事なことは・・・
これを信用してしまう人は何でもかんでも信用してしまって自分で考える力がないので、もはや信仰(オカルト)しか頭の中にはないし、それを信じるピアノ講師はもはやピアノ講師の資格はない、ということです。