なんか生徒がこの曲を持ってきたもんで「あーこの曲かあ・・・でもいい曲だなあ」
と思って私も練習し始めたんです。
そしたら、この曲、どうやら巷で流行っているらしい。
そもそも漫画で始まったらしいけど、それが映画化されて、その中でこの曲が採用されているらしい。
それがこのクライスラーの「愛の哀しみ」
この曲のラフマニノフのピアノ編曲、私は結構気に入って練習していますが・・・
そもそもこの曲って・・・正直、クラシックというよりはPOPな曲です(笑)
和音進行はお決まりのPOP流儀。
それがクラシック楽器で演奏しているから、なんとなくクラシック曲に聞こえるだけです。
だって・・・
果たして「もののけ姫」はクラシックと取るか?それとも現代の軽音楽と取るか?
もののけ姫は芸術的な曲か?はたまた堕落した内容のない折衷主義音楽か?
そういうことを論議すること自体がもう馬鹿げているのでは?
昔、ある教授が「クラシックは大学で扱い始めてからつまらない世界になってしまった」と言っていたのを思い出す。
演奏が芸術的か?内容が伴っていない演奏か?
そんなことはどうでも良い。クラシック音楽は美しく響けばそれで良いのだ。
あとはその響きを聴衆が気に入る響きかどうか、それだけの世界でしょう?
気に入らない響きの場合に「あの演奏は芸術的ではない」というセリフが多すぎたのだ。
そんなのは人の好みでしかない。
芸術ってなんなのかね?
私は若い世代がデビューするためにはコンクールは必要だと思っている。
でもそれが行きすぎてだか・・・もしくはあまりに上手いピアニストが集まりすぎたのか?
この間のショパコンは全くもって結果が満足できなかった人たちもいたと思う。
でもコンクールというものはそういうものなので仕方がない。
結論を言えば・・・ショパコンにはあまりにも上手い人が集まりすぎた。
それをさらに”ふるい”にかけたにすぎない。
所詮、クラシック音楽は古いクラシック楽器で演奏しているから”クラシック”なだけ。
ジャズは黒人音楽を演奏しているうちに使うコードがお決まりになっただけ。
J-POPは電子楽器やドラムを駆使して大衆受けするように、わかりやすいコード進行にし、かつアレンジを派手にしただけ。
各楽器の違いや作曲技法が違うことでジャンルが生まれたはずなのに・・・
今や
クラシックは芸術的で、真面目な偏差値の高い音楽家が演奏
ジャズは黒人奴隷が憂さ晴らしに大麻を吸いながら演奏。
ロックは落ちこぼれミュージシャンが覚醒剤を打ちながら演奏(?笑)
ポップスは大衆向けに商業ベースを考えた曲。
というレッテルを貼られてしまった(?)
前から何度も言っているようにクラシックの世界は今や廃れている。
でも別にクラシック音楽が廃れているわけじゃない。
演奏者達が”廃れて”しまっているだけなのだ。
私は色々とこれからクラシック音楽に関しては一歩身を引いた形になっていくと思う。
芸術なんて言葉はもう今後あまり使わないと思う。
クラシックはただ単に美しい響きになれば良いだけの話。
そして、クライスラーの愛の哀しみは単なるpopな曲と思ってこれから演奏するだろうよ。
もちろん、クラシックな編曲だから美しい響きで演奏はするとは思うけど。
