録音技術って難しいっす(汗)

いやね、一生懸命あらゆる方法で録音しているんですが・・・

一応この動画は映像と音声は別の機材なんです。

音声はTASCAMと言う機材で録音しているんですが・・・

いや、本当はこういう音で弾いているわけではなく(汗)

もっと音質的にはこだわって弾いているんですが・・・

だめなんです(汗)

実は録音機は廊下から録音しているんですが・・・それでも駄目ですね。

技術的には高音域がかなり派手になっていて、その辺りを色々工夫したんですが・・・。

うまくいきません。

ミキサーを使っても、やっぱり駄目ですね。

レコーディングって本当に難しいんだな、と痛感しています。

多分に部屋の広さなんだと思います。

広さと反響音の少なさというか。

それがほどほどのスタジオとかサロンホールなら大丈夫なのですが、流石に教室程度の広さだとどうしても音がテカテカになる。

で・・・本当は・・・

どうやって音色を変化させるか?という課題で、単に音量だけでなく、スピード、アルペジオ、テンポの揺らぎ、間の取り方如何で、音色が変わったように聞こえる。

つまり・・・音色の変化は音量の変化だけでなく、テンポ、タイミングを変えただけで変化したように感じる人間の錯覚に似た現象もあり得る、という仮説だったんですが・・・(汗)。

うまく録音できている部分もあります。しかし・・・(汗)。

現代では多分録音スタジオではその通りの録音ができるんでしょうけど・・・。

昔、モイセイビッチだったか、ローゼンタールだったか?、確か録音には録音用の弾き方がある、とか書いてあったのですが・・・。

多分ものすごく小さい音で弾かないと、この程度の機材と部屋では繊細な音にならないんですよ(汗)。

演奏って解釈とか、歌い方とかって色々言いますが・・・

私はそうではないと思っているんです。

音色、音質。

これのみです。どんなに内容が良くても音質、音色が駄目だと、一貫のおしまい。

それを録音で撮れないと、話になりません(汗)。

グールドはその辺りをすごくこだわっていたと聞いていますが、それ、よく分かります。

なのでグールドの演奏は多分、全くあの通りの演奏だったんじゃないかと。

明日も録音の工夫と試験が続く(汗)。