巷じゃ「音大生」とか「音大卒」とかって・・・
ピアノ界では音大卒だといかにも凄そうな気がするんですが・・・
いやそれは違うんですよ(汗)。
音大生だとか音大卒だと凄そうな気がするだけでですねえ(汗)実際は一般人と変わらんですよ(笑)。
たとえ一般人であっても、一生懸命ピアノを練習している人がいたらひょっとすると、音大生よりうまい可能性は十分あるんですよ(汗)
それって・・・この間のショパコンでも証明されたじゃないですか(汗)
他の国の出場者はいちいちチェックしていないのですが、まず日本人においては・・・
確か2名ほど、音大卒ではない人が出ていたはず。
そのうちの一人は結構有名なyoutuberですよね。角野さんとかいう。
もう一人は医大生だし。
だからって下手なことはない。
音大生とか卒業だからと言って人間が変わるわけではないんです。
そういえば昔、横山さんもショパコンで入賞したけど・・・あの人って実は音大を卒業していないんです(汗)
確かパリの音楽高校を卒業しただけなんです。
つまりあの人・・・高卒なんですよね(汗)。
高卒で海外音大教授なんだからすごいですよ(笑)ジャパンドリームです。
じゃあ音大って何勉強すんのかていうと・・・
いや実態は・・・
大した授業やってないんです(汗)。
それは音大に行った人なら知っているはず(汗)。
一般の授業は大概は書店で本を買えば自分一人で勉強できるんですよ。
多分音大で最も重要な授業は・・・おそらく、個人レッスンじゃないかと。
でもそのレッスンだって何も大学に行かなくても、プライペートレッスンは受けることができる。
もちろん、音楽関係の仲間はいるので切磋琢磨して成長する可能性は・・・あるにはあるんですけど・・・
おおよそ一匹狼的存在の(?)ピアノ科の連中に集団とか、グループとか、集まりとかは関係ないんです(汗)。
あるだけ自分の思想に邪念が入るだけ(笑)
なので、おおよそピアノ科の人間は大学に行かなくても多分自分で勉強ができてしまう。
正直いうと音大ってすごい学費が高いので、あそこまで払ってでも行く価値ってあんのか?と思うことはあります。
個人でプライベートにレッスン代を払って、必要あらば海外のマスタークラスを受けることは可能だろうし。
ちなみに私はどうだったのかというと・・・
合唱の授業があって、混声合唱の実践授業はすごく勉強にはなったのですが・・・
でもあれはたまたまとても良い先生が合唱の指導者だったからかもしれません。
でもそれ以外の授業はなあ・・・汗。
もちろん、4年間、音楽関係の授業を受けられるわけなので、音楽好きなら、良い4年間になるとは思いますが・・・でもそこに行かなければ勉強できないわけではないんですよね。
そういえばチャイコフスキーって確か音大に行っていないんですよね。
確か公務員を30半ばまでやっていて、突然趣味の作曲を生かして仕事を始めたと思ったんですがね。
ホロヴィッツも確か音大出ずに17〜8歳の時にウクライナからアメリカに亡命していきなり演奏活動をして食い繋いでいたし(汗)。
そもそも音大なんて作ってクラシック音楽をアカデミック扱いしたからクラシックが衰退したんだ!・・・という人もいます。
それはそれで確かにクラシック界ではラフマニノフは堕落した作曲家だと非難されて、ジョンケージは大絶賛されたような結果となったので、一理あるかも?です。
ちなみにこのピアノソナタ、一般ホールでこの曲をやるためにピアノを弄ったら・・・
ブラックリストに載ってどこのホールでも出入り禁止になります(笑)
4”33なら許されますが(笑)。