その前に・・・
まず、ここに選んでいない人が下手というわけではないです。
実際みんな非常にうまい。
そして、当然ですが、私はノクターンを特に判断の中心にしましたが、全員の全演奏20分を全て聴いているわけではないので、ノクターンはまずいが、10分を超える大曲は上手い可能性もないとは言えません。
それと私は感情移入や繊細な表現を大事にしています。
なのでそうでない演奏ではあるけど、うまい人もいたことは事実です。
ただ・・・今回の特徴は中国人が非常に多かったので、その中から私好みの天才肌の演奏が聴けるのではないかと思ったのですが・・・
正直Chinaはみんなうまかったです。それは嘘じゃない。
でも、究極のびっくり鬼才がいたかというと・・・どうかな?
ただ問題は・・・
自分がエタ好みで選ぶピアニストと、審査員として選ぶ人は違うということです。
審査員としてなら、やっぱり正統派の演奏を選ぶと思います。
由緒ある演奏はなんとなくピンときます。
でも自分好みは時として、やばい演奏もあります。
しかし私はその自分好みの方が何度も聞きたいし、その人のコンサートチケットを買いたくなる。
正直、由緒正しい正統派の人のチケットはお金と時間を費やしてまで聞く気はないです。
東大卒の大手企業エリートサラリーマン課長と、任侠極道出身の刺青が入った青年実業家とどちらが魅力あるか?
・・・それは・・・
そりゃ世間は東大卒だと思います(笑)
ヤクザ出身の男がいいと言っているあなた!
・・・私もその気持ちわかります(笑)。ですが・・・それはやばいです。
まあそういうわけわからん2者だけ選択はいいとして(笑)
さて・・・結果発表です。
1位とか2位とか100位とか、そういうことは書きません。
気になる人の詳細を書いていきます。
JAKUB KUSZLIK
どうやらポーランド人のようです。
Katarzyna Popowa-Zydrońの生徒らしいです。
なのでマスターに来ていた先生の生徒なので私は現地で聴いたり、会ったかもしれません。
すみません、私、胸の大きい東欧姉ちゃんしか興味ないもんで(汗)
この人の演奏は繊細なppにあります。
そしてその中にある表現。
最初のノクターンは本当に素晴らしい。
大事なことは、この人がどこまでいけるか・・・ではなく・・・
この人の演奏から勉強することです。
1位2位とかなんて・・・正直どうでもいい。
続きはこれから書きます。