テクニックが一番重要!音楽は後回し!(ホントだよ)

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こんなことを書くと・・・

「なにこれ?音楽なんて必要ないってこと?きっと全然音楽的じゃない酷い演奏をする先生なのね、村田さんは!」

と言われるかもしれません(笑)。

でも残念ながら、そういうことを言う人はおそらくピアノに関しては素人だと思います。

さらにそう思うピアノの先生は私に言わせれば多分、現役をすでに引退して人前で弾いていない人だと思います。

ここには実際舞台でピアノをしょっちゅう弾く人と、舞台で弾かずに自分だけで自宅で弾いている人の違いがあると思います。

要するに・・・

ピアノを弾く上でほとんどの人たちの悩みは間違いなくテクニックがほとんどであると言うことなのです。

それぐらいピアノのテクニックは難解です。

逆にいえば、音楽というものはもちろん勉強することは必要なのですが、まず持ってテクニックがなければピアノは絶対弾けません。

音楽は正直、自分で膨大な音楽を聞けば自ずとわかってくることも多いのです。

(注・某重力または某ロシア奏法を習得すると音楽が自然と身につくと言う人がいますが根拠のない嘘です)

そして膨大な音楽を聴いてわかっている人たちが世に言うピアノが弾けない”音楽評論家”なのです。

もちろんピアノの先生にもこういう”音楽評論家”は結構います。大概はピアノが弾けません。

でも音楽はわかってもそれをどう言うテクニックを用いて弾けば良いのかはわかっていません。

故に口で音楽を説明するだけで自らピアノを弾こうとしません。

中にはそれを

「自分は腱鞘炎だから」

「自分はジストニアだから」

と言う説明で弾こうとしない人もいます。

確かに音楽においても難しい内容はあって、習得は難しいこともあります。

ですがそれを上回る難しさがテクニックです。

まず持ってテクニックの問題を最重要課題として解決すること。

音楽はその次で十分間に合います。

逆にいえば、音楽は1年間あればいろいろと習得できることが多いのですがテクニックは1年間では足りないこともしばしばです。

この辺りはもし

「音楽が一番重要よ。テクニックは後回し」

と言う先生がいたらそれは、現役を引退した下手な先生と疑って間違い無いです。