重い音、軽い音、薄い音、分厚い音ってあるの?

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part2はこちら”カラーシートを使っての説明”

某奏法連中ではなぜか???

  1. 濃厚な音
  2. 丸みがある音
  3. 重い音
  4. 緊張感を持った音
  5. ホワ〜ンとした軽い音
  6. 響きが立ち上る音
  7. ぎゅっと凝縮されている音
  8. 重量感のある音
  9. 食いつく音
  10. 音が飽和して溶ける音
  11. 無色透明な音
  12. 空間に広がる音
  13. 膨らみのある音
  14. 存在感のある鋭い音、

などなど・・・

おかしな奏法を指導する先生達がいます(笑)。

これ読んだだけでも・・・

「なんじゃこりゃ?笑」

もちろん、こういう奏法でさまざまな音が出る・・・って思っているだけでも・・・

ロマンがあるとは思うのですが・・・でもね・・・

聴衆はロマンがあった方が良いのですが・・・

弾く側はロマンなんか持っていても弾けないですよ。

もっと現実的にならないと。

現実的にピアノという楽器をよく知らないと弾けないです。

では・・・果たしてこういう音が存在するのか?

弾き方で音は自由自在な音が出るのか?

そう信じる人はとりあえずこの動画を見てください。

どうしてこの業界にはインチキを平気で指導する講師がいるのか私には不思議だし、そういうことを本気で信じて疑わない人が大勢いるのも不思議です。

youtubeは誰でもあげることができるし、内容においては審査されることはありません。

なのでどんな内容でもアリな世界なのですが・・・

ただあとは・・・誰が何を信じようがその人の勝手なので、おかしなオカルト奏法を信じようがそれはその人の自由です。

ただ・・・私は自分の生徒においては真実を教えて迷わないようにしてはいます。

それ以外の外の世界では・・・

「この曲のこの部分では指を跳ね上げて、ここはお尻を上げて鍵盤にもたれかかって、ここは手のひらの根元をしっかりしたタッチでひいて・・・」

とかって・・・

たとえばなんでも・・・

「響きが混ざり合う音にするには肘から起点を起こして鍵盤を軽く撫でる」

とか

「無色な音を作るには指を伸ばして手の中を空洞にする」

とか

「第1関節もしくは第2関節で、こね回すように弾くと、食いつきの良い音が生まれる」

もう・・・弾き方だけで1万種類も勉強しなくちゃいけないとかって(笑笑笑笑)

覚えるだけでも一生かかる(汗)。

お疲れ様です。(笑)

でも無限の無駄なループだと思いますよ。

・・・いや・・・悪いけど、私の生徒じゃないから・・・どんなに困っていても私には関係ないんでどうでもいいんですけど・・・。

あの某奏法講師連中に聞きたいけど

まず大事なことはこれです。

一音のみで本当にカラフルな音色を作れるのか?

答えはノーでしょう。

かと言ってスケールでも無理でしょう。

おそらく曲の進行中の中でしょう。

音色というのは前後のさまざま、かつ多くの音のつながりで発生します。

たったの一音で出来はしない。

私自身時々いうのですが

「音色というのは人間の錯覚かもしれない」

と言う時があるのですがその理由がこれです。

もちろん

「そんなことはない!」

と言うのは勝手ですが・・・

だったら・・・

あなた・・・たったの一音でその万種類もの音色を発生させることができますか???

もし音色に関心があるようでしたらこちらをご覧下さい。

多彩な音色(タッチ)の作り方

1.ピアノの構造で知る音色(タッチ)の変化の仕方

part2”カラーシートを使っての説明”

こちらをご覧ください。

音色ってこういう感じで、さまざまな色の音色がある、と思っていますか?

答えは・・・ノーです。

まあそういう言い方をする人もいるでしょう。でもそれは現実的ではないです。

もし本当にできるというのなら・・・

上記にも述べましたが・・・

と質問してみて下さい。

それでも

「私(某奏法)はできる」

と言っていたら・・・その先生はインチキと判断して構いません。

本当の音色というのは・・・

このような感じだと思ってください。

つまり・・・白黒の陰影だけでしかないんです。

つまり音量の大小だけなんです。

たったの一音だったらこれはできます。

でもこれが本当の音色の正体です。

これ以上でもこれ以下でもない。

人はこの陰影の白黒のような音量の変化を曲の中に投入して音色という一種の”錯覚”を作っています。

曲の中でこのような陰影の音量の変化を入れるとカラフルな音色を感じるのです。

嘘だと思う人はいるでしょう。

だったら・・・

もう一度言います。

できるというのならぜひ聞かせてもらいたいものです。

もちろん、無理に決まっていますが。