ピアノを辞めたくなったら読むメッセージ(現在作成中)

ピアノをやめる人は実は非常に多いと思います。

では辞めるということは良くないことなのか?

・・・いや・・・そうでもないのではないかと私自身は考えています。

私なりのご意見をここに述べたいと思います。


  1. 実はピアノを習った人の半数以上は多分辞めている。
  2. なぜ辞めたくなるのか?
  3. 指導者であっても挫折している人は大勢いる。
  4. 子供が辞める背景と大人が辞める背景は違う
  5. 忍耐力はやはり必要だし、学校の成績にも結びつきやすい
  6. 娯楽として捉えるか?教育として捉えるか?
  7. 娯楽で良いのなら「猫ふんじゃった」が弾ければそれで十分。
  8. 辞めた子供はその後どうなっているのか?(大人になって再開する人は多い)
  9. リターンライダーのお話。
  10. オタク・マニア・マゾ・になれるか普通の人間か、が分かれ目。

1.実はピアノを習った人の半数以上は多分辞めている。

実際は・・・もっと辞めている可能性があります。

私の教室でももちろん統計上、教室を始めてから辞めてしまう人は少なくありません。

今まで入ってきた生徒の全てのデータを精査したことはないのですが、データ的にはどのレベルの時にやめたのか?

バイエルレベルの時にやめてしまったのか?それともソナタレベルまで達してからやめたのか?・・・でデータも違ってくるとは思いますが、多分バイエルレベルでやめてしまう人は特に子供は非常に多いと思います。

まずここで非常に正確、かつ信頼のおけるなデータをご紹介します。

中学生です。。。。

中学校では(小学校高学年もある)毎年、合唱コンクールがあり、その時に伴奏者を選ばなければなりません。

合唱コンクールはしかもクラス対抗、学年対抗とあり、つまりはクラス単位での合唱と学年単位での合唱があり、もし合唱コンクールの伴奏者のオーディションに参加する場合はこの2つに参加することができます。

オーディションとくると、大多数の人が応募するのか・・・と思いきや・・・汗。

実は近年ではこの伴奏者オーディションの選出は難儀を極めているのです。

どういうことかというと・・・

下手をすると、あるクラスでは誰もピアノが弾ける生徒がいない!ということもしばしばあり、これが大問題となっています。

自分一人しかクラスでピアノを習っている人がいないので、有無を言わさず、伴奏者になってしまったが弾けない(汗)困った(汗)・・・ということも珍しくありません。

私が近隣の中学校でのデータではおそらくクラスの中には伴奏曲が弾けるレベルの人は1〜2人ではないかと思います。

つまり35人ものクラスの中で多くても2人くらいしか難しい伴奏が弾けない。

パーセンテージ的には5%が現状なのです。

多く見積もっても10%。

つまり・・・もしかして10人のうち9人がピアノをほぼ辞めているか、続けてはいるけど、思った様にレベルが伸びてはいないのではないか。

これが現実です。

大袈裟に見えますが、現場にいる生徒ならばそれはわかっているはずです。

小学校低学年ではどれぐらい習っているかは分かりませんが、少なくとも半分以上は習っているのではないかと思います。

とにかく、半分は間違いなく辞めてしまているのは事実なのだろうと思います。


2.なぜ辞めたくなるのか?

なぜそこまで辞める生徒が続出するのか?

答えは簡単で、想像以上にピアノが難しいのです。

ピアノを弾いている人を見ると軽々しく弾いている様に見えるので、自分にも簡単にできるのではないか、楽譜も、習ってみれば簡単に読める様になるのではないか・・・と見えると思うのです。

それが、現実は全く違うのです。ピアノという楽器ほど難しい楽器はおそらくありません。

実は音大生で管楽器や声楽の学生などの内情なのですが、実はそれらの学生はピアノを本当は習得したかったが、あまりに難しくて諦めて他の楽器や声楽に転向したという人は少なくないのです。

本当はピアノ科を目指したかったと・・・。

嘘の様ですが、本当の話なのです。

ピアノは例えば車の免許取得や簿記認定試験などと違って、誰もが習得できるものではないのです。

それはピアノを一度習得した人ならばわかるはずです。

誰もが辞めた経験は自分なり、知り合いなり見聞きしているはずです。

実際、例えば親が自分は不甲斐なくピアノを辞めてしまったが、子供には是非ピアノが弾ける様になって欲しいと願って習わせる人は多いと思います。

しかし、その子供でさえ、習得に苦労しているのを見て「やはり親子で血は争えないか」と勘違いしている人がいるかもしれませんが、実際は違うのです。

それだけピアノは思っているよりも難しい。

そして指導者の私もどうにかして生徒がピアノが得意になってもらえる様、指導内容の研究をして、こうすればピアノを楽に習得できるはずだと指導しますが、あくまでもそれは机上の空論であるということを現場で痛感するのです。

指導者であっても、いかにピアノが難しい楽器であるかを痛感せざるを得ないのです。

3.指導者であっても挫折している人は大勢いる。

実は指導者も正直、挫折、劣等感の塊なのです(笑)。

誰一人として、えらいことは言えません。

もし指導者が自分を高く見せる様な高慢な態度があれば、その人は大したことのない指導者と見限って構わないです。

もっと正直にいえば・・・ロクな指導者ではありません(汗)。

指導者自身も、自分は実はピアノにおいては劣等生であるということは痛感しているはずです。

それほどまでに指導者自らもピアノの難しさを知っています。

ある職業ピアニストの言葉ですが、そのピアニストは弟子、生徒を一切撮らずに演奏活動だけしていたのですが、そのピアニストが本音を周囲に漏らしていたそうです。

「自分がろくにピアノが弾けなくて苦労しているのに弟子なんか教える余裕は微塵もない」と。

指導者というものは自分の技量の上達のために、指導以外にも日々練習は欠かせないのですが、それを怠った指導者ならばおそらく高慢になるとは思いますが、そういう指導者は私から言わせれば、指導レベルの低い怠慢な指導者でしかありません。

おかしなことに私自身も2度挫折していた時期がありました。

1度目は中学生の時。

実はまるまる3年間ピアノに挫折して辞めていました。

その後、高校に入る直前にピアノを再開して・・・よくもまあ音大に入れたものだと自分で感心しますが(笑)。

2度目は25歳〜30歳の5年間です。

指導はしていましたが、もうピアノを弾くことは自分には無理だと思ってこの期間はほとんどピアノの練習をしていませんでした。

そして30歳を過ぎたらこの世界から足を洗おうと(?)思っていました。

その後も度重なる挫折は幾度とありますが(笑)それほどまでにピアノは難しい。


4.子供が辞める背景と大人が辞める背景は違う

さて、ここで子供と大人との違いを述べます。

大人でも挫折して辞めてしまう人はいるかとは思いますが、これは子供のパターンとは全く違います。

どういうことかというと、子供はそもそも自分から習いたいというわけではなく、親が初めは習わせてみる、というパターンが多いと思います。

大人は自分がやってみたいからピアノを初めたのですが、子供はどちらかというと親がやってみたら?という感じで初めた子供も多いと思います。

それでどちらも色々と壁にぶつかった時に、大人は好きで初めたのだがうまくいかなかった、と認識しているのですが子供は「別に好きでもないのに変な難しいことを押し付けさせられた。こんなもの努力しても仕方がない。なんでこんな辛い思いをしなくちゃいけないの?」と思うのです(笑)。

壁にぶち当たっても、大人ならなんとか忍耐強く続けることができても、子供は道理が分からないので、どんどん辞めたい方向へ進んでいくわけです。

しかもうまくいかない理由は大人は理解できても子供には理解できないことも多い。

こちらがこうした方が良いと指導しても子供は「それを守る義務はない」と判断するのです。

ピアノはうまく弾けてみたい気はするけれども、努力なんてまっぴらだ!。

大体音符なんかなんで読めなくちゃいけないんだ?全部ドレミで書けばいいんだ!

リズムなんて先生か親が全部弾いて教えてくれればいいんだ!

分からなけりゃCDかyoutubeで全部聴いてなんとなく似ている感じならいいんだ!

・・・となってしまうのです(笑)。

しかもピアノが好きならばまだしも、別に好きでもない。勝手に親が押し付けてきただけだ・・・そう判断されてしまうと困ってしまうわけです。

ただ・・・それはあくまでも子供の言い分でしょう。ある程度弾ければ子供でも楽しいでしょうし、結局は逃げの口実なんだろうとは思うんですが・・・。

では他の習い事ならうまく行くだろう・・・・本当にうまくいけば良いのですが・・・そこにはある秘密があるだろうと。

5.忍耐力はやはり必要だし、学校の成績にも結びつきやすい

根本的に子供には努力する、忍耐強く続ける、という意思がないと、どうにもならなくなってくるのです。

どんな事でもそうなのですが、「忍耐」は必ずついて回ります。

それは大人の世界でも同じで、結局、高校、大学受験であっても、必要になるし、運転免許であっても、なんとか技能をパスしても最後に道路交通法のペーパーテストがあるわけです。

あれは本当に覚えるのは大変です(笑)。

しかしそこで大変だからと諦めたらどうなるか・・・

大人はそのあたりはわかっているので、我慢してなんとか堪えるのですが・・・子供はその堪える道理が分からない。

加えて、なぜここで自分が我慢しなければならないのか?

そこに理由がなければ、子供にとって我慢する必要性がないのです。

ただ私は多分今までおそらく1000人ぐらいは教えてきたかなとは思っているのですが(正確に人数は分かりません)やはり忍耐力がある子供はなんとかピアノが上達していた子供は多いと思います。

ここでいう忍耐とは「理由なき忍耐」です(笑)。

理由などなくても忍耐しなさいと言われた時にはとりあえず我慢して頑張るという習慣があれば反抗期が来るまでは、なんとかやってくれるものではあります(汗)。

もう一つ、結びつきが多いのは学校の成績とピアノの関係です。

統計的には中学や高校のレベルなどで上位レベルである子供はやはりピアノも上達しているパターンはやはり多いのです。

もちろんそうでないパターンもあるのですが統計上、やはり多い。

人間を測るデータに偏差値とか会社名とか・・・そういうのは必ずしも当てはまるわけではないのですが(しかも私自身、実は大した事ない高校に行っていました・汗。現相模原市長と同じの・・・・汗)

しかしやはり今までの経験上、当てはまると思います。

単純に頭が良い・・・と昔から言われていますが、そうではなく、単純に勉強したことをこなせる努力や忍耐力があるかどうか、というのが本来学校の成績なのだろうか?・・・とやはり忍耐力がいまひとつ子供の頃に欠けていた私が思うところではあります(汗)

面白いことがあったのですが、私が中学生の頃、確か1年生の夏ぐらいの時に、ピアノが嫌になってしまって辞めたわけです。

もちろんピアノが難しいし、面倒くさいから辞めたわけですが、ピアノに割く時間がなくなったのだから、成績も上がるだろう・・・と思ったら・・・。

実は成績も下がり始めました(汗)。

これは単純な理由で、

  • ピアノをこなせる能力が欠ける、ということは、勉強をこなせる能力にも欠けてしまう。
  • ピアノに対しての忍耐力がなくなれば、自ずと勉強に対しての忍耐力も無くなってしまう。
  • 嫌いなもの、苦手なものを避ける、こなせなくなることは結局、あらゆることに結びついてしまう。

単純にこれだったのです。

では高校に入ってピアノを再開したから、成績も鰻登りになったかというと・・・いやそれは・・・汗。

しかしどちらにしても、ピアノのレベルと学校の成績は結びつきはデータ的には多いと思います。

ただ、大人はまたこれとは違っていて、

・・・ピアノが弾けなくても困らないし自分には才能がないんだ。いいんだいいんだ悲しいが別に弾けなくても生きていける。・・・

・・・と、卓越した哲学人的な方向へ行くわけです(笑)。

6.娯楽として捉えるか?教育として捉えるか?

ここで一つ、子供の生徒がピアノを辞めずに済む方法をご紹介します。

特に指導者が使える処方だと思います。

何と言っても、ピアノ教育を「娯楽」と捉えて指導することだと思います。

ピアノを上達させるがために、さらに上を目指す指導をするから、生徒はしんどいのです。

つまり上を目指す指導ではなく、現状レベルの維持を目標に指導すれば、生徒は楽なのです。

どういうことかというと・・・。

  • 楽譜を読ませる指導をしない。楽譜には全て「ドレミ」の言葉を書く。
  • 今より難しい宿題を出さない。今と同じか、やや易しい宿題にする。
  • 自宅での練習をさせずにレッスン室でのみ練習をさせる。
  • あえて楽譜を読ませずに、わからなければ弾いて教える。
  • 上達よりも楽しむことを中心に指導する。
  • 曲はクラシックではなく、アニメ、JPOP関係を中心に選ぶ。

子供の場合はつまり娯楽、エンターテイメント性を重視した指導に変えるということです。

こうすれば生徒はレッスンが楽しくなり、辞める可能性は減るだろうと思います。

これはこれで一つの処方ではあると思います。

ただ・・・以前私も、困っていた生徒に対して、こういう指導をしたことはありましたが、結局保護者から「何年経っても進歩しなくて困る」というクレームをいただいて、辞めました(汗)。

それからは私は、結局、ピアノ指導は「娯楽」ではなく「教育」でなければ高い月謝をお支払いいただいている保護者を納得させられない、という結論に至り、今日に至っています。

つまり、いかにして「教育」ではあるけれども、なんとかその中に「娯楽性」が入れられるよう挑戦しながら指導するように考えるしかないと考えています。

7.娯楽で良いのなら「猫ふんじゃった」が弾ければそれで十分。

なぜピアノを習うのか?

そこには「娯楽」のためではなく、誰もがピアノが進歩したいからという願望があるはずなのです。

できれば名曲集とかショパンとかが弾いてみたい!

色々考えても結局はここに行き着きます。

究極には「猫ふんじゃった」だけでOKなのか?それとも「幻想即興曲」を弾けるようになりたいのか?ということだと思います。


8.辞めた子供はその後どうなっているのか?(大人になって再開する人は多い)

では子供の頃ピアノをやめた人はその後どうなっているか?

バイエルレベルでやめた子供はその大半は一生ピアノを再開していないはずです。

「こんな難しくて怒られっぱなしの習い事なんか2度とごめん!」という感じでしょうか?(汗)

でもそれは、おそらくそれほどピアノが好きではなかったが、習わさせられた、という人も多いのだろうと推測します。

本当に音楽が好きであれば、その後他の楽器を習い初めて、それが意外と長続きした、という人もいるはずです。

また、やめた時がソナチネ、ソナタレベルの場合は大人になってから再開している確率は非常に高いと思います。

意外と90%近くは再開している、もしくは習ってはいないけれども自分一人でたまに弾いている、という人はかなりいると思います。

結局、辞めた生徒の中では、それでも音楽が好きな人が選別されて再開しているのだと思います。

これが本当の意味での再開組であり、指導者としては成功例なのです。

何とかこうなるよう、私も小学生の間にソナチネ、ソナタレベルに達するよう指導しているのです。

こうすれば、ピアノの面白みがわかった上で辞めてくれる。いつか大人になった時に再開してくれる。

これも詳しくデータを取ってはいませんがどうやら私の生徒でもソナチネソナタレベルにまで到達した生徒はそのほとんどが大人になっても自分で時々ピアノを弾いて、癒しの時間を設けているようです。

また大人になった生徒が私のところに遊びに来ると「昔はおっかない真面目な先生だと思っていたが、今会ってみると一風変わったアウトロー的な面白いピアノ指導者だと今気がついた」という人もいます。

いや・・・ほとんど100%そう言います(汗)。今更気が付いたかって感じ(笑)。


9.リターンライダーのお話。

ちょっと面白いお話なのですが、最近リターンライダーという話があります。

昔若い頃にバイクに乗っていた人が50代になってまたバイクに戻って乗るようになる、というブームです。

実際観光地などでバイクから降りた人がヘルメットを脱ぐ瞬間まで見てみなさいって。

みんな白髪混じりのオヤジ、おばさんばっかです(笑)。

どこにも若いライダーなんかいないって(汗)。

確かに約30年前のバブル全盛期にはものすごくバイクが流行っていた時期があり、猫も杓子もバイク乗りという時代がありました。

しかしあれだけの爆発的なライダーの数は一時期を境にめっきり少なくなってしまって、ああ、単なる流行だったんだなあ・・・と思いきや、今になってまた懲りずにまたあの頃のバイク少年たちが・・・。

・・・って・・・その当時同じくバイク少年だった私もまたバイクに乗り始めておりまして(汗)。

一度味わったバイクの醍醐味は30年経っても忘れることができないものなのです。

同じように・・・

一度味わったピアノの面白みはまたいつか再開して味わうことになるでしょうし、そうなるよう、現在の私も日々指導しているわけです。

少なくともバイクを50代の親父がカムバックして乗るのはいささか危険でありますがピアノであるならば、別にどうってことないでしょう。

ただしダブルでこの趣味にハマると、やや出費が多くなりますが(汗)。


10.オタク・マニア・マゾ・になれるか普通の人間か、が分かれ目。

ピアノを辞めない人の特徴にもつながるのだろうとは思うのですが、結局は練習が好きかどうかも重要な要素だと思います。

練習が好きであれば間違いなくピアノをやめるということにはならないはずです。

では練習が好きな人はどういう人なのか?

多分ですねえ・・・結局は「オタク」なんだと思いますよ。

「オタク」という言葉も漠然としているのでもう少しわかりやすい言葉で言えば・・・

「マニア」でしょう。

つまり・・・世間から見たら、ちょっとヤバい人なんだろうと思います。

誰も関心を持ちそうにないことを一人永遠に続けているのですから。

しかし、ストリートピアノで華麗に弾いている姿は「華やかで格好いい」です。

しかし、そういう姿を見て、自分もピアノが弾ける様になりたい!と思ってピアノを始めるのは良いのですが・・・。

しかし、それを実現する為の日々の努力は「オタク」「マニア」的行動でしかありません。

初めのあたりで練習に耐える、忍耐力が必要、とも書きましたが、あれはピアノがあまり好きではない子供の場合で、高学年の小学生〜大人はこの練習が好きかどうかで分かれ目になります。

華やかな舞台演奏とは裏腹に日々の練習はしんどいものですが、その辛い練習をなんとも思わずに練習できるか否かも重要なポイント。

つまり・・・

「オタク」「マニア」「マゾ」

です。

残念ながらこの点においてはあくまでも本人が好きかどうかで変わってくるのでこちらから

「オタク」「マニア」「マゾ」になれ!

とは言えません。

でもこの「オタク」「マニア」「マゾ」なる人は多分1時間の練習などはなんともない、あっという間に過ぎてしまう、という人たちなんだろうと思います。

加えて、そういう人でないと名曲集ぐらいの曲は弾けないのが事実なんだろうと思います。

かといってこれは強制させることではないです。

結局はピアノを辞めさせないためには・・・という対策にはなり得ず、ただ単に「オタク」「マニア」「マゾ」であるかどうか、ということになってしまうと思います。


11.音大生にとってピアノは一種の「麻薬」である。

では音大のピアノ科の学生はどうなのか?

正直、ピアノの練習はよくやっていると思います。

でも精神的には・・・正直あまり気乗りしないでやっている人は多いと思います。

なぜなら・・・やっぱりピアノがうまく弾けないんですよ。

どこまで行っても、どんなレベルになってもピアノは難しいんです。

上には上の・・・上級には上級の悩みがあるんです。

音大を卒業して、ぱったりピアノを辞めてしまう人もいるにはいるんです。

毎週レッスンに4歳の時から通ってですねえ(汗)それを22歳までやってですねえ・・・。

もうピアノに縛られるのはごめんだ!人生の前半をこれだけに注いできたのにちっともうまく弾けやしない。

こんなの辞めてやる!・・・と。

そして一般会社に入社する。

これでピアノとはおさらばだ!・・・のはずが・・・。

これが意外とまた始めてしまう人もまた多いんです。

これがピアノのもつ「麻薬性」ですね。

ピアノの面白さを知ってしまったら、そう簡単に手放すことは無くなると思います。

多分ここが重要なんです。

結局、辞めさせないためには指導者は、生徒を「ピアノ中毒」にさせること。

どこかで聞いた覚えのある内容です。

確か牛丼屋の社長だか誰かが「田舎から出てきた右も左も分からない小娘を牛丼中毒に」とかいってましたが・・・。

同じように生徒を「ピアノ中毒」にさせることが要です。

もっともピアノなんだから別に害はないです。

ただやはり、ピアノの持つ魅力を生徒に伝えられるかどうかが要なんです。

これは子供も同じで、子供になんとかピアノの面白さをわかってもらえる様指導する。

これに尽きるわけです。もちろん簡単じゃないのですが。

辞めなかった人はその後どうなるのか?

はい、その答えは簡単です。

専門に行った人は除いて、辞めなかった人は存在しません。おそらく。

私の経験でもいません。一人ぐらいはいたかもしれませんが。

結局誰もが一旦は忙しくなって辞めてしまうんです。

ずっと続けることは人生の中でなかなか難しいですし、なかなか困難なことが多いのです。

だから別に辞めることはごく普通と思って間違いないです。

ピアノの面白さを知っている人なら100%間違いなくまた再開します。

それも悪いことじゃありません。

ただ再開するんだったら早いに越したことはないです。

歳をとるといろんなことで敷居が高くなってしまう。

一旦辞めても構いませんが・・・

さて、辞めることは別に悪いことではないのはご理解できたかとは思うのですが、やめる理由は何でしたか?

  • 興味がなくなった。
  • 全然上手くならない。
  • 忙しくなった。

まあそれは別に悪いことではないです。

ちなみに、レッスンに通わなくなっても、自分一人で練習すればいいんです。

そうやって辞めなければ良いわけです。

でもやっぱり通っていた方が良いと思いますよ。

自分だけで練習しても進歩はしないし、やる気とか、計画性とかがなくなってしまう。

それと、今まで何年弾いてきたのかわかりませんが、とりあえずここまで続いたということは、あなたにピアノが合っていたということでしょう。

そうでなければ、とっくに辞めている。多分3ヶ月ぐらいでやめるのが関の山でしょう。

細く長く続けるに越したことはないです。色々発見もあるでしょう。

ああ、それと・・・最後に言っておきますが・・・。

(続きは作成中)