クラシックの演奏とかけてバイクのDIYと解く。その心は・・・

最近自分のバイクのフロントタイヤのベアリンがいかれちゃったんですよ。

どうやらベアリングがダメになったようで、走ると異音がするし、バイクを押して歩くと、抵抗感がある。

バイク屋でこれを修理すると約1〜1.5万円かかるらしいのですが、なんだか勿体無いなあ・・・と思って・・・

パーツ代はほんの2000円程度だったのですが・・・ここはひとつ・・・自分で修理してみるかと(汗)。

まあバイクというものは、自分で修理ができるようにメーカーから修理用手順マニュアルというものが売られているんです。

もちろん普通は自動車修理工が使うマニュアルだとは思うのですが・・・

私、自分で手に入れたんです。

ただし・・・英語版ですが(汗)

日本語の修理マニュアルはオークションであったのですがほとんどが1万円以上で、しかもどれもみんな汚れている物。

当然2001年製のバイクなので入手が困難なんです。

それでたまたま2000円で手に入るチャンスがあったので買ったわけですが・・・

ベアリング交換だけでも自信がないのにさらに泣きっ面にハチ状態で英語の解読をしながらの修理です。

修理している最中は結構必死でやっていたので、ビデオを撮ることを忘れていたのですが・・・

修理はなんとか終わり、一応交換したベアリングがどうなっていたかをみていただければわかるかと・・・。

さて・・・ここからが本題です。

クラシックの演奏とかけてバイクのDIY(修理)と解く。その心は・・・

楽しんでやるもの(修理or演奏)であって、プロがやっても仕事だからつまらない。

バイクの修理は素人だから、楽しいんです。プロは仕事だから楽しいとは思っちゃいない。

同じように・・・

クラシックの演奏は趣味の人が楽しむためにあるのであって、本格的な演奏家は世界中にはほんの一握りで十分なんです。

私もあたしも!・・・なんてクラシック演奏をする必要はないんです。

だって・・・どうせ誰もが弾いても同じ演奏になりがちになる。

ほんの一握りの巨匠が弾いたらそれは格別な演奏にはなるのですが、それ以外の一般演奏家が弾くことに何の意味があるんだろうと・・・。

でもそこいらのFMで流れてくる演奏は一応、一級品なんです。

この間はFMでグリーグのコンチェルトが流れていたんです。誰だろう・・・と思って最後まで聞いていたら・・・

ラドゥ・ルプーでした。

また、youtubeでたまたまショパンのコンチェルトが流れていたので、誰かな?と見ずに聞き流していたんですが、最後まで聞いてから見てみたら・・・

カティンでした。

この二人とも十分に私は上手いと思いました。

でもこういう演奏はもっと他にいっぱいいる。

じゃあ・・・一般にさらに私たちが弾く意味って、なんなんだろうと。

某〇〇〇奏法連中は「私たちの演奏はどこの日本人よりも抜きん出た卓越な巨匠レベルの演奏だ!あんたたち、ありきたりな重量奏法講師の演奏とは雲泥の差だ!」

・・・とか言っていたんですけど・・・

聴いた限りでは・・・笑笑笑笑笑笑笑。

まあそれはいいとして・・・。

詰まるところ・・・プロが弾いてもクラシックは同じ傾向になりがちになってしまう。

だったら・・・

クラシック演奏は私は趣味でみんなが弾いて楽しむものだと思うんです。

それで仕事をしようと思っても果たして食っていけるかは難しいです。

逆に・・・もっとみんながクラシック音楽の演奏ができるようにまでレベルを引き上げられたら、きっとこの世界は変わっていくんだろうなと。

違いますかね?

ここが多分・・・現存のピアノ講師の仕事なんじゃないかと。

少なくとも日本人がそういう趣味を持つようになったらピアノ講師の仕事の枠は広がるだろうと思います。

プロ育成じゃなくてね。