今初めて知ったんですけど・・・

これはホロヴィッツのホワイトハウスでの名演奏の収録ですが、演奏後にレーガン大統領の演説を聞いていたら・・・!!

ななんと!!

ホロヴィッツは実はウクライナ出身だったのです!!。

キーフ音楽院卒業らしいです。

昔、ホロヴィッツの自叙伝を読んだ時、ロシアで革命が起こって周りのウクライナ国民はみんな殺されて、自分たちは一文無しになってしまって仕方なく、身の回りの持ち物だけ持って命からがら亡命したと書いてありました。

本来、現金を持って海外に出ることはご法度だったのだけれども、靴の中にドル札を隠していて、見つかったら銃殺だったのだけれども、警備兵は見逃してくれて、門を出るときにその警備兵はホロヴィッツ一家が亡命することをわかっていたらしく、国境を越える時に「祖国を忘れるんじゃないよ!」とホロヴィッツに言ったらしいです。

ホロヴィッツ亡命は1925年。

つまり・・・

100年経ってもいまだにあのロシアは変わっていない。

現代と同じく、ウクライナを侵攻して領地にして、農民を飢餓状態にして殺戮を繰り返してボロボロの国にして・・・。

ホロヴィッツという天才ピアニストをロシアから追い出して・・・まあそれでアメリカに渡って良かったとは思うのですが・・・。

ったく、ロシアって国は100年経っても未だに・・・・。

私思うんですけど、昔、ネルセシアンってロシアのピアニストが(すごいうまいです)

「私が尊敬する1番のロシアのピアニストはリヒテルです。彼はロシアンピアニズムの頂点です」

って言ってたけど・・・あれ、嘘だと思うんです。

多分ロシア政府から「そう言え」と脅迫されて言わされていたんだろうと。

ネルセシアンとリヒテルは真逆な音楽性ですから。

ロシアって国はそういう国なんですよ。

この人も、とっととロシアを捨てればいいのに。