
生徒からこれ、もらったんですよ。
nanoblockと言ってlegoのさらにブロックの小さいlego版です。
私は実はlegoとかって、買ったことも触ったこともなかったのですが、今回生徒から「意外とハマりますよ!」と言われてもらってしまって・・・
いやあ・・・それって・・・お菓子と違って、食べるだけではないんで(笑)
完成させて「できましたよ!」と言わなければならないので・・・笑。
いやあ困ったなあ・・・と思いつつ、作ってみたんですよ。
そしたら・・・意外とハマってしまった(汗)
確かにハマってしまう(汗)

この状態で実はまだ半分の完成なんです(汗)
パーツは思った以上に小さくて(汗)


一番最小のサイズはコインを見ればわかるとは思うんですが(汗)
でも面白いです。
私、以前legoとクラシックピアノとの関係を説明したことがあるんです。
そしたらロシアピアニズムの連中が噛み付いてきまして(笑)
「legoなんてすでに出来上がった完成品はなんの個性もなくて意味ない。」「クラシック音楽は個性あふれるものでないといけないから楽譜なんか100%無視して勝手に編曲していい」と笑。
でもこうやって、nanoblockではあるのですが組み立ていると、クラシック音楽に似ているなあ、と思います。
どうしてって・・・
legoもそうですけど、一応図面があるんです。
その通りに作らないといけない。
どこかで勝手に自分で好きなように作ったら絶対完成しない。
それって確かに個性がないと思われがちだけど・・・
ここまで完成させてみた品物は本当に完成度が高くて意外と感動してしまう。
図面通りに作ることは作曲家の意図通りに曲を完成させること。
その意図通りに完成させたら多分すごく内容の濃い曲に仕上がると思うんです。
それを図面を無視するように例えばショパンの曲だったら好き勝手に編曲したらショパンの意図は全く消えてしまう。
ショパンの意図が反映された演奏が出来上がったのなら、ようやくそこから多少は動かしても良いけど・・・
そこまで到達しないで曲を弄るのはいかがなのものかと思う。
ただひとつlegoとクラシック曲の違う点は
クラシック音楽の楽譜通りの演奏は一見簡単に思うけどlegoとは比べ物にならないほど難解であること。
それがたとえギロックのような初級レベルの曲であっても音楽は遥かに難しい。
そう言う音楽レベルに達していないであちこちいじくり回してもなんも聴衆には伝わらない。
学習者がすべきことはまずは楽譜に書いてある音楽を読み取って弾く。
これが最も大事だし、大概はその段階で終わってしまう。
まあとりあえず、完成したらお見せしますが(汗)